フェイスブック、ネットショップを無料で開設できる新サービスを開始
(出典:2020年6月17日 HUFFPOST)
通販(ネットショッピング)などのIT技術を運用すると、企業規模・資本に関係なく日本全国でビジネスが展開できるというメリットがあります。
1995年にWindows95が発売された23歳の時、私はようやく本格的なIT・インターネット時代が来たと思いました。そして、若い人の時代が到来する予感を感じさせたわけです。貧しい若者こそ、IT社会で有利になるという確信です。
その後、25年が経って大都市の立派な高層ビルを借りて、そのオフィスで威張ることが全く意味のない時代になりつつあります。それよりも、自然環境に囲まれた郊外でノートパソコンを置いて、海岸や森林に囲まれた場所で仕事を行うほうが健全であることが理解されてきました。
シリコンバレーがロックダウンに成功したわけ 現地起業家がリモートワーク必須サービスを紹介
(出典:2020年5月28日 Yahooニュース)
チームやスタッフの会議はSkypeやZoomなどのテレビ電話で行い、メールやファイル転送、サーバー、グループウェアなどあらゆるITシステムは全て揃っています。つまり、発想を変えてスマホやパソコン、サーバーだけで完結する仕事にすればいいだけの話です。
これこそ、会社の業務を組み替えるという解決方法そのものです。数人で無料で利用できるブログやSNS、メルマガなど、これだけで1億円を稼ごうとするよりも、1人で1000万を稼ぐことができるビジネスをするべきです。
自由な時間に仕事に取りかかり、マイペースで好きな仕事をして暮らしていけるというのが、実は本来の「豊かな生活・社会」であるわけです。1つのビジネスだけで現在の収入より多くするには限界があります。
ところが、どんな人でも自分の好きなことややってみたいこと、趣味、そして何かしらの得意なことはあるはずです。例えば、主婦が自分の大好きな手芸品を1日1個作って通販で売るという市場があります。それを1日1つずつ、1人のお客さんに売ってみてはどうでしょうか?
【2019年最新版】ネットショップ開業(ECサイト開業)の基礎知識と成功の法則
(出典:2020年4月1日 Rakuten)
実際に、インターネット上では多くの個人が様々なブランドを展開したり、ネットショップを開業しています。たった一人の人間が100を超える店舗を運営することも可能です。1日1万円しか売れなくても、1ヵ月で30万円も稼げるわけです。
そして、始めたい時にすぐ始められ、辞めたい時もすぐ辞められるのが特徴です。通販というのは、自分から売り込まなくてもグーグル検索や各通販ショップで24時間365日動いています。さらに、無料のインフラを使えば出費は0円です。
だから、会社を退職してこれからどうしようという方は、新しい仕事が見つからなくてもまずは「自分で何かを自作してスマホで撮影し、通販で売ってみよう」という発想を持つことです。例えば、アクセサリーの修理でも動画制作でも自由に自分のスキルについて考えてみます。
結局、サラリーマンとして毎日通勤してウイルス感染のリスクにさらされ、非人間的なオフィス空間で働かなければならないと考えているのであれば、それは固定観念であって、単なる思い込みでしかないわけです。
要するに、自分の特性を生かして複数の商品やサービスをネット上で販売することで、いつの間にかお金が貯まるようになり、自分の時間で動けるようにすることです。そして、平日の人がいない時間帯に公園や美術館などものんびり見て歩くこともできるようになります。
そうすれば、会社の上司や社長と有給についていがみ合うこともなくなり、無理して副業することもなくなるはずです。あくまで「マイペース」、そして「マイビジネス」で自然に生きていくほうがコロナ後の生活は向いているのは明らかです。
最後に、年収100万円以下であっても、借金なしで日々十分食べられ、自分がしたいことをしていて楽しければ年収1000万円などもはや必要ないのかもしれません。当然、家賃の安い地方都市に引っ越すことで、家賃に追われる生活からも逃れることができるようになります。
ニューノーマル、つまり新しい生活様式の時代には、そういう発想の転換が重要です。そのまま昨年までの生活をしていては、いよいよ時間と空間が足りなくなるのも時間の問題です。
新型コロナウイルスが蔓延してからというもの、ピアノの先生宅に生徒が来なくなっているようです。英会話教室だけではなく、ピアノなど音楽教室も全く同じことが言えます。
ところが、対面レッスン(特にマンツーマン)であれば、レッスンができる範囲に落とし込むという「発想の転換」を行うことで、これまでとは異なる次元でレッスンそのものは可能になるわけです。
ピアノ教室も新しい生活様式で! オンライン指導のコツをピアノの先生に聞いてみた
(出典:2020年5月27日 デイリースポーツ)
例えば、先生が弾いたピアノの動画を受講者だけに見せることや、生徒が自分たちの演奏をスマホで撮影した動画でアップして先生に視聴してもらうことができます。そこで、的確なアドバイスを個別に伝えることもできるはずです。
月謝は、ATMかネットバンキングで振り込んでもらうだけのことです。それでも、ある程度は対応できると思います。塾の先生やピアノの先生の仕事が極端に減ったといいますが、意外とあなたを必要とする需要はあります。
私たちが3月1日から始めた「情報リテラシー・セミナー」であっても、これまでと異なる層が必要としている可能性や、英語で世界中の人々にレクチャーをすることもできるかもしれません。また、車にに必要な機材だけ載せて北海道を回りながらセミナーを開催することもできそうです。
それでも「できない」と思っている方は、社会のせいではなく、あなたの思い込みだけであるということです。今すぐにでも、何かを始めることが求められています。
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