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「語学力」と「情報リテラシー」を持たない日本人にどこまで伝えられるか?A

日本は既に相互監視社会になっている
日本は既に相互監視社会になっている Image fromarukuhito/写真AC

最も大事なことは、そのキーワードを基に考えることです。自分で頭の体操を繰り返すことで、疑問があるとすぐに聞いたり調べたりするようにします。もはや学校教育で時間割でいちいち授業を進めていくこと自体が意味のないものになるというわけです。


帰国子女扱いで日本の高校に入学したばかりの日、私は10冊以上も学校から購入させられた教科書を数日で授業中に全部読んでしまったことがありました。あとの3年間はほぼ学校に通わずに、大学の図書館にいました。


そして、授業が終わった後に部活の練習に参加していました。今でも覚えているのは、当時の校長先生に直談判して「インターハイ(空手道)で優勝するので授業に参加することを免除してほしい」と頼みに行ったことです。


結局、高校2年から北海道のインターハイや選抜大会、国体予選では全戦全勝、何度も全国大会に出場し、全日本ユース代表にも選ばれました。そして、そのお陰で学校の先生が説明する内容を聞かないようになってしまいました。


日本にいて強く思うことは、椅子と机にしがみついて、学校や塾の先生の言うように教科書のページをめくり、スピード感がなく、つまらない授業を受けていることは苦痛であり、退屈であるということです。


だから、勉強するクセを身につけられない方であっても、効果的な勉強方法を知れば、それを知識として応用できるはずです。つまり、認識力というものなのですが、頭の中に図面をイメージして立体化し、内から外からも見れられるようにしていきます。


さらに、それを時間で変化させることもできます。それは誰もが持っている能力ではありませんが、トレーニング次第では身に付けることもできます。例えば、電車に乗っている時に窓を見ていると、一度で景色を覚えることで、一度行った町はまた来ても自然と目的地に着いてしまうものと同じです。


毎日のようにインターネット上にアップしているコラム一つとっても、実は重要な公開情報や分析を私は出していると考えています。しかし、それに気付かずに、素通りしている大勢の人間は今後、どのように生きていくつもりなのでしょうか?


私の考えていることを理解した方というのは、普段から危機感を感じているようで、コラムで書いてあるように考えて練習しておけば、危機的な状況に陥った際にも頭が働き、手足が動くようになるでしょう。


私の考える方法が100%正しくというわけではありませんが、まずは自分自身で考えてみることからです。そうすると、見る目が養えるようになるのは誰の目にも明らかです。それでも、読んでくれるのは1日で全体の0.001%(1000名)ほどしかいません。


要するに、それが大衆の現実であって、世間は幼稚な芸能人のブログを読んだり、くだらないYoutuberの動画を見ていたりしているわけです。確かに、コラムの内容をかなりレベルを落として書いてみるとアクセスは増える傾向があることを私は知っています。


世界情勢よりも国内情勢について書く方がアクセス数は何倍にも伸びることや、特に「みずほ銀行」や「ライザップ」などという企業名をタイトルに付けると受けがよく、さらに大げさに言うとさらに読まれることも知っています。


結局、大衆というのは想像以上に何も考えていないわけで、もはや他人からの知識を吟味をすることさえなく、そして自分で物事を考えることもできなくなったと言わざるを得なくなりつつあるということです。


特に、社会的に権威があると思われる人や、自分よりもモノ知りな人に言われたら疑うことなく信じて動いてしまっています。だから安倍政権の言いなりになっているわけで、独裁者がいる方が安心できる時代に突入してしまったのかもしれません。最後に、


不登校小学生ユーチューバー炎上で、茂木健一郎氏に飛び火度々の炎上は話題作りか
2019年5月9日のニコニコニュースへのリンク画像です。


記事によると、不登校を掲げる小学生YouTuberが炎上しており、「少年革命家ゆたぼん」を名乗る10歳の少年は、小学校3年生の時に「学校で宿題を拒否したところ放課後や休み時間にさせられ不満を抱いている」ようです。


さらに「担任のロボットになりたくない」といった思いを抱いたようで、これに対してネット上では「人生舐めすぎ」「学校へ行かないのを声高にアピールするってどうなの?」「学校でしか学べないことがあるよね。『我慢』とか」といったツッコミが殺到しているそうです。


たかが「学校に行くな!」と10歳の子どもが主張しただけのことですが、大勢の大人がアレルギー反応を起こしたかのように子どもを叩いているわけです。最近、俳優の佐藤浩一も新作映画の舞台で安倍首相を揶揄したとメディアに叩かれました。


もはや日本は、高度に発達した相互監視社会になっており、まるで高度に技術が発達した北朝鮮のように思います。欧米諸国では、不登校という言葉自体がなく、自宅で子どもを勉強させる「ホームスクール」が制度として認知されています。


そのホームスクールでは、アメリカ国内に約200万名もおり、全就学児童人口の約10%ほどです。一方、日本の就学率は99%とされています。少子化によって子どもの数は減り続けていますがに、不登校児は増え続けているという矛盾があります。

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