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【衆議院選挙】北海道の選挙結果と与野党の内部分裂

2021/11/2


衆院選 北海道 開票速報
朝日新聞へのリンク画像です。

(出典:朝日新聞)


結局、自民党は議席を少ししか減らさず、野党とってこの4年間の活動には意味がなかったのは明らかです。


まず北海道1区では、立憲民主党の道下大樹が、カジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐる汚職事件に絡み、贈賄罪に問われた札幌市の加森観光会長から100万円の寄付を受けていた自民党の船橋に勝ち、その船橋は比例で復活当選さえできませんでした。


そのことを、札幌市の西側に住んでいる多くの有権者は報道で知っていたと思われます。IR事業への参入を目指していた「中国企業500ドットコム」から賄賂を受け取った疑いから、親中派である可能性が高いと思います。


その他、アベノミクスを評価したり、泊原発を再稼働させるなどの政策に対して有権者がNOを突き付けた形となりました。一方、当選した道下は、第9条を含む日本国憲法の改正と憲法への緊急事態条項の創設に反対していました。


国会議員は落選したとしても、建設会社の役員などであることが多く、生活に困ることはないわけです。問題は、札幌市に住んでいるだけで会社が北見市にあることです。北海道1区で再び立候補するなら、札幌市内で仕事をする必要があると思います。


衆議院選挙道内12小選挙区は自民6・立民5・公明1に
2021年11月1日 NHK 北海道 NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2021年11月1日 NHK 北海道 NEWS WEB)


北海道2区も、立憲民主党の松木謙公が自民党候補を下しました。今年、収賄罪で起訴された吉川貴盛の辞職に伴う2021年4月の補欠選挙に続き、共産党などとの統一候補として戦いました。札幌市の北側に住んでいる有権者は、まだマシな選択ができたようです。


北海道3区は、自民党の高木宏寿が、新人で南区にある新陽高校の元校長荒井優を下しました。父親は当選8回の荒井聡で2世議員ですが、比例で復活当選しています。12区で当選した武部新も2世議員ですが、世襲制度はこれからさらに疑問視されていくことになります。


北海道4区は、自民党の中村裕之がフジテレビ報道局政治部の女性記者を破りました。元アナウンサーやキャスターなどテレビ局出身の政治家がいますが、首都圏の知事たちのコロナ対応を考えると、声がいいだけで特にスキルがあるとは全く思いません。


一時期、芸能人やプロレスラー、ニュースキャスターなどが選挙に立候補していますが、議員としての評価が行われたことは今まで一度もないわけです。つまり、議員など誰がやっても同じであるということです。


北海道の選挙区からは、国民民主党の候補者が出てきませんでした。日本最大の労働組合「連合」の力は、北海道ではさほど及んでいないように感じます。そもそも、山本太郎のれいわ新撰組以外、野党は自民党の政策と大きな違いがないのが現状です。


石原伸晃、平井卓也、後藤田正純ら「親ガチャ」候補が小選挙区で相次いで敗北「世襲で空気読めず」
2021年10月31日 AERA.dot by 朝日新聞*へのリンク画像です。

(出典:2021年10月31日 AERA.dot by 朝日新聞*)


山本太郎のれいわは、比例で600万票を取って3人が当選を話しました。国会で森友・加計問題などを追及し続け、最後まで街頭演説で訴えたことが全国の有権者に届いたことになります。


しかし、今回の選挙でまともな議員が落選したのも事実です。党内で内部分裂が進んでいる自民党は、甘利幹事長や石原・元幹事長、平井・前デジタル大臣が小選挙区で負けています。そのうち2名は比例で復活当選していますが、これで最後になるものと考えられます。


今回も、菅直人・元首相の不正投票が囁かれています。対戦相手の長島は民主党議員でしたが、何度も裏切って自民党に鞍替えした売国奴です。結局、仲間を裏切ったり、利権に走る人間に未来はありません。


外相に林芳正氏を検討 自民幹事長に起用の茂木氏の後任
2021年11月2日 毎日新聞へのリンク画像です。

(出典:2021年11月2日 毎日新聞)


途中までは悪の限りを尽くしながら存在していますが、最終的には消滅してしまうものです。逆に、安倍一派に排除されてきた山口3区の林芳正は大差で当選しました。外務大臣の茂木が幹事長に就任するため、後任に起用されると報道されています。


問題は、林芳正が3世議員で親中派の議員であることです。興味深いのは、岸田政権から東大出身者で閣僚が埋まり始めたことです。茂木と同様、アメリカの大学に留学しており、米中の間に挟まれながら日本の存在感を示すことになりそうです。


維新、第3党に躍進 改革路線で支持拡大
2021年11月1日 産経新聞へのリンク画像です。

(出典:2021年11月1日 産経新聞)


それにしても、今回の選挙は日本維新の会が議席数を増やしました。大阪府に住んでいる有権者は、竹中平蔵の背後にいる悪魔主義の勢力について全く知らないようです。そして、中国共産党が支援していることを知らずに暮らしています。


もともと大阪に住んでいた地主や企業経営者は、すでに神戸に移住して安全に暮らしています。神戸で生まれ、京都の大学に通って大阪で仕事しているというわけです。中国が台湾侵攻を仕掛けた次は沖縄が狙われます。そして、その次が大阪であることは間違いありません。

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