12日からも要注意…東京・大阪ゲリラ豪雨被害の危険エリア
(出典:2020年7月11日 Yahooニュース)
引き続き、日本各地で「ゲリラ豪雨」が発生しており、川が氾濫して家々が床下浸水の被害を受けています。
九州豪雨では、2階の寝室で寝ていて、朝、目が覚めると1階の軒下まで浸水するほどの水量があったことがわかっています。そのような状況の中、なんとクーラーボックスにつかまって避難所に向かう人がいました。
実は、市街地であっても水流が泥水の下に流れており、泳ごうとしても足をとられてそのまま溺れ死ぬ可能性があります。体力も技術もある海上自衛隊員であれば何とかなるかもしれませんが、素人の浅知恵ではどうにもならないわけです。
だからこそ、川や海岸近くに住んでいる人はゴムボートやライフジャケットが必要です。電柱などにくくりつける10メートル程度のロープも必要です。いざ迫りくる水の勢いに対して、最低限、顔だけでも水面から出せる姿勢を保つことです。
電気自動車の事故や水没、感電するの?
(出典:2018年7月11日 EVsmartBlog)
前回、ハイブリッド車や電気自動車は漏電すると書きましたが、停止時や異常時は漏電しないよう物理的に切断する仕組みになっているようです。しかし、他の電源での感電死は起きており、大雨が降り続いている中国では、市街地で感電死する動画がアップされています。
(出典:2020年7月11日 Twitter@kerotto)
動画を観ていると、あっという間に人が倒れて感電死してしまうわけです。おまけに助けに向かった人まで感電しているのがわかります。本当に一瞬の出来事で、電柱に手をかけてしがみついただけでも感電しています。
3年で転落死79人の岡山「人食い用水路」事故多発理由や対策例を岡山市に直撃!
(出典:2019年12月5日 くるまのニュース)
各地で、用水路や側溝に落ちて溺死する事例が報じらています。側溝の深さは40センチ程度ですが大雨が降ると1メートルにも上がるということです。大雨が降った時の側溝はそれだけ危険であり、簡単に出歩いてはいけません。
さて、これまで何回にも分けて大雨や台風時のサバイバル術についてご紹介してきましたが、どう考えても川や海岸近くに住んでいる人は少し離れたところに引っ越しする必要がありそうです。ただし、持ち家の場合はそう簡単には移動できないのが現状です。
だから、ゴムボートやすぐに逃げるための情報リテラシーと、災害時に車内で寝ることでいるほどの大型車(ミニバンやSUV)が必要です。これぐらいならそんなにお金をかけなくても用意できるはずです。
【動画あり】「首の辺りまで水」孤立の学校、懸命の救助
(出典:2020年7月7日 西日本新聞)
被災地に救助に駆け付けた消防隊や自衛隊の装備を見ると、丈夫なロープを使って濁流が流れる川を渡っています。ボートもかなり高価な製品(プロ仕様)であるようで、なかなか手が出せないと思います。
まずは、3万円前後の大人が4人まで乗れるゴムボートを手に入れることから始め、さらに船舶免許の要らない2馬力のボート用エンジンを搭載することで、激流の中を漕ぐ必要もなくなります。まずは、平時の川や湖などで浮かべて実験してください。
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