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食糧難になる前に「発酵技術」を手につける

梅の実

北海道では、毎年この季節になると熟成して木から落ちるのが梅の実です。基本的に、梅は自生する植物であるため、手を加えなくても育ちます。しかも、害虫が寄ってくることもありません。


自宅の近くに立派な梅の木がありますが、今年も500個を超える梅の実を摘みました。虫も人も摘まないので私だけのモノになりつつあります。その横にはブラックベリーが実をつけていますが、でき損ないの小さな実でも味はほとんど同じという不思議な果実です。


地植えすると数年で食べられるようになりますが、凍結しておけば後でジャムにすることができます。絶対的に酸性度が必要な特殊な木で土地のPHを落とせばしさえ多量に実をつけてくれます。


近所にある神社の下にも近くにラズベリーが実をつけていましたが、ミツバチなどの虫が蜜を吸ってしまって、葉もかじられた痕跡がありました。気の毒な木苺類ですが、カラスやスズメにも実を狙われていたようです。


最近、近所に住む人々の高齢化が進んでいるため、ほとんどの庭は手抜き状態になっています。手抜きとは、害虫のいない植物が立派に育っているという意味です。害虫の多い植物は手間がかかり、網をかぶせるか、薬剤をかけることになります。


そうすると小規模菜園では苦労が増えることになり、風邪で1週間ほど寝込んだりすると一気に作物が萎れてくるわけです。それでも、梅の木だけは秋には実で溢れるようになり、上部が枯れてきても腐ることはないようです。


そういえば、以前このようなコラムを書いた記憶があります。


「発酵(人)」と「腐敗(人間)」の二極化で進む現代社会


そして、平成から令和に入った時にも「梅」について書いていました。


どちらの「令和」を選ぶのかで変わってくる私たちひとり一人の今後の人生


早速、もらってきた大量の梅をまずは洗い流し、大量の塩をつけて上から重しを置いておけば梅干しになるかもしれないので、熟成度を観察しながら発酵技術を手に入れてきたいと考えています。


こうして、来るべき危機の時代に備えていくことで、様々なことを学んでいくしかないように思います。500個程度の梅干しを得ることができれば、3年以上は持つかもしれません。ご飯のお供に必要なのはやはり漬物です。


大地震で2日間もブラックアウトした北海道全域や、台風で大規模停電となった千葉県のように電気が止まったとしても保存食があれば何とかなります。たとえ冷蔵庫の食品が食べられなくなっても、梅酒や梅干しは食べることができます。


いよいよ、これまで誰も経験したことのない大災害が起きようとしている兆候がありますが、起きてからではもう遅いわけです。そうなるまではもう少し時間がかかりますが、その萌芽はすでに出ています。

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