台風が何度も日本列島を襲う中、最近、多くの日本人が考えているのが、車のガソリンやストーブの石油がなくなるのを防ぐため、災害時に必要な燃料を備蓄していく、ことです。
ところが、10リットルの携行缶でガソリンを定期的に備蓄したとしても、ガソリンは数か月で劣化し、使えなくなることはあまり知られていません。とは言え、災害時にガスステーションの前が渋滞の長蛇になってもその列に並ぶようなことをする必要はありません。
例えば、普通のガソリン車とは別に、電気自動車を保有するという選択肢があります。「V2H」という電力充電装置は、電気自動車で言うところのバッテリーとして、非常時には家庭のAC100V電源として利用することができます。
通常、ソーラーパネルの発電や深夜電力を電気自動車に充電しておくこともできるので、かなり理想的な電力システムであるように思います。
V2H自体は、本体と設置費用で20万円ほどかかりますが、車社会である北海道、特に一戸建てで暮らしているのであれば持つことができるはずです。
電気自動車は、実は日産車よりも今や子会社である三菱車のほうが性能が高いことが分かっています。つまり、東芝製のリチウムイオン電池が最も長持ちするため、新型のリーフではなく、中古の三菱車(電気自動車)を手に入れるべきです。
V2H機器で電気を使う - 電気自動車について - EVポータル
ソーラーパネルなどで電気をためることや扱いことは意外と難しいことがわかります。結局、科学技術というのは、何かが成功すると何かが失敗する連続でしかないわけです。何度も繰り返し自分でテストするしかないわけです。
さて、人間には活動期と不活期というのがあります。人間の場合は60年サイクルになっており、60歳を過ぎるとそこからは徐々に赤ん坊に戻っていくことになります。このことは、過去何万年にも繰り返されてきました。
そして、この世に生まれた時に決定された個人個人の「運命」を「宿命」に変えられない人は、その運命に翻弄されて生涯を終えることになります。また、国家という人間の集合体も国民一人一人が共通の言語や文化を持つことによって、影響を受けています。
この国家サイクルについても、本当の意味を解き明かす必要がありますが、深入りしすぎると皆さんと共通認識を構築するまでに時間がかかることになるので、次の機会に書きたいと思います。
現在、物質文明をリードしてきた欧米先進国と日本は、経済的、政治的、そして文化的サイクルの終盤にさしかかっており、最終的なリセットに直面しているのは明らかです。
ということで、今後、これまで私が書いてきた過去のコラムを見返すというのも必要になってくるように思います。なぜかと言えば、私は世間体や自分の身分、プライドなど日本人のほとんどが縛られている原因となっている何かを全く恐れていないからです。
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