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2020年までの「朝鮮戦争終結宣言」から2024年までの「南北朝鮮統一国家の樹立」まで

国際政治学(IP)や国際関係学(IR)では、国家の存亡に関わる「軍事・安全保障」について研究することが主体とされており、私自身、1996年にカリフォルニア大学で国際関係学(IR)の学士を取得したわけです。


今、その軍事・安全保障の問題として、トランプ大統領は大阪で開催されたG20サミットに参加した後、その翌日には韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)を訪れ、出迎えた金正恩党委員長と握手をしました。


アメリカ大統領として初めて北朝鮮側に足を踏み入れ、「今この場でホワイトハウスに招きたい」と語りかけ、韓国側にある施設「自由の家」で3回目の米朝首脳会談が行われたことで、今後の展開として、まず朝鮮戦争が終結し、米朝国交正常化と米朝平和友好条約締結が行われ、最終的に「南北朝鮮統一国家」が樹立されることになりそうです。


この時、両者が握手をし、約1年前に文在寅大統領と一緒に境界線を渡った時と全く同じパフォーマンスを演出したわけです。このパフォーマンス自体は、トランプ大統領が米中貿易戦争で失策した事実を隠そうとしているように思います。


その前に開催されたのが、中国の習近平主席とロシアのプーチン大統領との中露首脳会談です。この会談では、北朝鮮への国連決議での経済制裁を解除するために、アメリカを含めた形で根回しがあったものと考えられます。つまり、米中露による歴史的な会議を行うための布石である可能性があります。


米ロ、核軍縮協議を継続へ トランプ氏、中国の参加主張
2019年6月28日の中日新聞へのリンク画像です


今後の予測として、今年中に朝鮮半島を統一させ、中国を完全に民主化させようとしているように思います。そして、2020年以降に日米安保条約は破棄されることになるのではないでしょうか?


今から70年前の1950年に勃発した朝鮮戦争をようやく終結させたいと考えているアメリカ政府ですが、その後のベトナム戦争と同じく、北朝鮮=中国=ロシアにアメリカは事実上敗北しているわけです。


当時、有名な連合国最高司令官のマッカーサー元帥は、アメリカ陸軍と海兵隊を仁川(インチョン)に上陸させる作戦で進撃を開始しましたが、「長津湖(チャンジンホ)での戦い」での計6つの大隊が壊滅しました。


この事実について、日本では報道されていないどころか、70年が経った今でも、北朝鮮を制圧し鴨緑江(チョソングル)まで渡ろうとした瞬間に待ち構えていた中国軍の反撃に遭って敗北していることは歴史の闇に伏せられたままです。


具体的に言うと、米軍本体よりも前線に置かれた韓国軍が鴨緑江を渡り、それに続いた米軍の部隊がちょうど川を越えた瞬間に、そこへ中国軍の進撃が始まり、ペンタゴン(国防総省)から「全軍、撤退せよ」の撤退命令が出たということです。


その時、米軍の兵士たちの多くは命からがら逃げることになりましたが、最前線が崩れて後に全軍が総崩れになって「撤退戦」になった時が最も大勢の戦死者を出したことが今になって判明しています。


この10日間で200キロ以上も後退した将校も含む米兵のほとんどが、中国軍の十字砲火(クロスファイヤー)の挟み撃ちにあって戦死したとされています。


この敗北については、米軍にとってあまりにも不甲斐ない戦争として考えられており、公表するまでに至らずに70年が経とうとしています。それどころが、世界史では「米軍の鴨緑江からの撤退戦は成功した」とされており、アメリカ国民にも秘密にされています。


実際に、米軍の戦死者は2万人を超えており、傷病兵も2万人以上という合計4万人の死傷者たちは、1980年代のレーガン政権まで戦死者扱いにはなっていなかったようです。一方、韓国軍と北朝鮮軍、そして中国軍を合わせると10万人以上が戦死したと言われています。


そして、1951年にマッカーサーが「中国軍に原爆を落とすべきだ」という発言をしたことで、当時のトルーマン大統領が連合国最高司令官の地位を解任し、憲兵に武装解除されたマッカーサーは拘束され、アメリカ本国に強制送還されたというのが本当の歴史であるわけです。


そして、今頃になってトランプ大統領は、朝鮮戦争で戦死した米兵の遺骨返還要求を北朝鮮の金正恩委員長とし、少しずつ遺骨がアメリカ本国に返還されるようになったということです。 

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開戦間近。トランプ大統領が次に問題にすることは「日米安全保障条約の破棄」
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