ホーム   > 今、起こっている日本の国内情勢の本当のこと index

香港を奪い合う西洋文明(ギリシャ文明)と東洋文明(秦の始皇帝)のフラクタル構造


中国の脅威の本質は西洋文明への挑戦応戦するトランプ大統領
2019年5月7日のリバティーウェブへのリンク画像です


教育やビジネス、技術開発など全て流れを止めると、必ず衰退していくものです。つまり、社会的なエネルギーが流れていかないと、人類は軍事的戦争で解消しようとするわけです。


自然環境であっても、上下で気温の差が出てくると台風が生まれてきます。そして、そこに遠心力が働くとそれが渦となり、エネルギーの解放に時間差が発生して蓄積され、最終的には消滅していきます。


夫婦であれば離婚という結果になり、会社であれば倒産の憂き目に遭うことがあります。私たちの住む社会には、これまで何度も同じことが繰り返し起きており、その概念も歴史的に祖先から受け継いでいるだけです。


今、香港で起こっている騒動は、双方がこれまで受け継いできた2つの異なる概念が衝突しているため、どちらかが勝つまでは衝突が終わることはありません。


具体的に言うと、香港人をアメリカやイギリスが支えている一方、香港警察を中国政府が支えているような構図となっています。つまり、西洋(ギリシャ文明)と東洋(秦の始皇帝)によるフラクタル構造ということです。


歴史を紐解いていけばわかることですが、お互いに理解できない西洋文明と東洋文明の衝突が起きている場所が元租界であった香港であるということです。


アヘン戦争からデモ隊まで、見てわかる香港の歴史(イラスト付き)
2019年9月1日のナショナルジオグラフィックへのリンク画像です


ここまで争いが続いていくと、いずれ離婚か、それとも殺し合いで解消するしか選択肢が残らなくなりつつあります。要するに、異なった概念同士の争いからこれまでなかったような新しい社会システムが生まれてくるということです。


ユダヤ教が、キリスト教やイスラム教など似たような宗教を信じている人々と折り合えないのも、ユダヤ人が神から選ばれた民であることを中心に置いて生きているからです。


約2000年前、ローマ帝国からの徹底的な弾圧下で生き延びるためにユダヤ人たちは、果たして次元が異なる世界に逃れる必要があったのでしょうか?


ところが、選民意識を持ちすぎると「今だけ、カネだけ、自分だけ」になり、自分たち以外の全ての文明と衝突することになり、現在のようにアラブ人たちを弾圧する側に立つと、次は弾圧される側に回ることになるしかないわけです。


そもそも、ユダヤ人というのは他文明を許容しない一神教という概念が、実は間違っていることに気づかないようです。結局、最初から間違っていると最終的に自滅するまで進むしかないのがイスラエルでありユダヤ人であるということです。


だからこそ、東洋に存在していながら半分は西洋文明で成り立っている香港という場所は、2つの異なる勢力によって殺し合いになる、というよりも殺し合いにしたいようです。そして、死ぬのは香港の若者だけで、またゼロから街づくりをやり直すことになるのかもしれません。


一方、北朝鮮もソ連の傀儡国家として金日成(キム・イルソン)が選ばれた時から始まっていますが、何しろ権力の根拠が軍事力しなないので堂々と人民を弾圧しながら独裁政権を孫(金正恩)まで握らせ続けるしかないようです。


他方、韓国もアメリカに亡命していた李承晩(イ・スンマン)が、戦後に初代大統領として選ばれた時から国が始まっており、基本的に北朝鮮と同じように国民を弾圧しながら4年交代で逮捕されるか、殺されるしか選択肢が残されていません。


これでは、朝鮮半島に住む人々が従う理由がないわけですが、私たちが住む日本は元々縄文の共存社会ということから、現在のように一時的にはバラバラであっても、やがて自然と共存方向へ向かっていくものと思われます。

<<< PRE:北朝鮮主導による韓国併合を進める文在寅(ムン・ジェイン)大統領 INDEX NEXT:台風15号による千葉県全域の大停電と横浜の工場地帯浸水についてA >>>

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
在韓米軍基地の撤退と第2次朝鮮戦争の可能性
from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp