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国家が衰退するフラクタル構造パターンC「東洋=西洋500年周期説」のピークは2020年


米中対立激化と国家主権強化【2020年を占う・国際政治】
2020年1月1日 Japan In-depthへのリンク画像です。

(出典:2020年1月1日 Japan In-depth)


2008年以降、私は日本を拠点として生活するようになりましたが、現在までアメリカと日本を行き来する中で出会ってきたアメリカ人一人ひとりの感情が変化していることを感じてきました。また、日々の作業として様々なメディア媒体を英語やその他の外国語で読むようにしています。


これまでサイトやSNSを含め、それぞれ交わされる言語から人々が意識していない感情値を解析することにより、世界中の人々が感情的に反応する状況を見てきました。最近は、特にアメリカ人の間で抱えている社会的ストレスが爆発しつつあることをひしひしと感じるようになっています。


アメリカでは、ついにアメリカ大統領選挙が始まりました。明らかに前回を上回るような国内を真っ二つにする対立が見られるようになると思います。


シリーズの最後に、「500年周期説」について書きますが、昨年2019年頃から世界的に大きな変動が起き始めています。それこそが、アメリカと中国による激しい対立であり、新年早々にアメリカはイランに政治的に敗北し、中国は新型コロナウイルスの感染が中国全土に拡散する危機を迎えています。


また、経済的な対立だけではなく、最新技術と軍事面でアメリカを凌駕しつつある中国の発展を抑止し、アメリカの覇権を維持するために必死になっているのがわかります。しかし、アメリカが中国を抑止することなどもはやできないように思うわけです。


米中対立、テクノロジーは二極化時代に逆行か
2020年1月22日 WALL STREET JOURNALへのリンク画像です。

(出典:2020年1月22日 WALL STREET JOURNAL)


正しく歴史を振り返ってみると、「地球の気候変動サイクル」と「文明」というのは、このように約500年周期で西洋と東洋の覇権が交代しているという説があります。つまり、西洋の世界覇権は西暦1500年頃から始まり、大航海時代から現在まで約500年が続いてきたということです。


そして、西暦2000年以降、実は東洋が台頭しているという話です。実際に、中国では1980年代からケ小平が政権に返り咲き、改革開放政策が始まってからというもの現在まで経済成長が続いています。


1980年には現在の経済発展の中核となる東シナ海側に経済特区が建設され、経済の驚異的な成長が始まりました。また、同じ東洋に位置する日本も、1980年代にはGDPでアメリカを一時的に追い越すなど経済大国に成長したことがありました。


一方、前の覇権国であるイギリスも、いよいよEU(欧州連合)から離脱しました。決して経済的に豊かではないイギリスではありますが、イギリス王室のヘンリー王子も王室から引退を表明し、カナダへ移住しました。


ブレグジット後にイギリスが解決すべき5つの問題
2020年2月3日 BBCへのリンク画像です。

(出典:2020年2月3日 BBC)


イギリスのEU脱退後、27か国のEU加盟国のうち、特に経済的に弱いとされる東ヨーロッパ諸国勢が次々と財政破綻を起こしていくように思います。ドイツやフランスなど、経済的に強い国でさえただでは済まないことになるのが「500年周期説」であるということです。

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