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国家が衰退するフラクタル構造パターンB「アメリカ50年周期説」「日本80年周期説」「世界150年周期説」のピークは2020年


米を裏切り中国側につく日本が見舞われる「二度目の敗戦」の悲惨
2018年12月13日 MAG2Newsへのリンク画像です。

(出典:2018年12月13日 MAG2News)


20世紀以来、特にアメリカは「50年ごと」に、日本は「80年ごと」に国家的なピークに達することで不安定化している歴史があります。


まず、アメリカの国家的な次のピークがやってくるのは2020年ということです。しかし、現在のアメリカ国内の経済的格差は、「50年前」の1970年代よりもはるかに大きいため、このまま格差が是正されなければ私たちの想像を越えたものになる可能性があります。


次に、2025年というのは日本にとって第二次世界大戦で敗北した1945年からちょうど80年目に当たります。実は、日本という国は「80年周期」で動いているという説があります。実際に、日本の歴史を振り返ると「80年ごと」に歴史が転換していることがわかるはずです。


しかも、昨年のワールドカップ日本大会で盛り上がったラグビーのようにハーフタイム(40分・40分+ラグタイム)というものがあり、「40分」ごとに折り返しがあるわけです。


例えば、幕末から明治維新が起きた時、明治元年(1865年)からちょうど「40年」を経て、日露戦争(1905年)が起きました。当時、日本はロシアのバルチック艦隊を撃破し、帝国としての道を進もうとするきっかけになったわけです。


そして、ちょうどそれから「40年後」に日本は敗戦(1945年)を迎えました。それから「40年後」の日本はバブル経済の頂点(1985年)を経て、いよいよ運営の「40年後」に当たる2025年を迎えることになります。


今、予測できることはそれがトランプ大統領の2期目の最終年であるということですが、日本は残りの40年間を「失われた30年」というどん底を噛みしめながら、あと5年を不景気のまま進んでいるのは明らかです。


そして、2024年の秋頃からいよいよ本格的に世界経済の「80年周期」の波に呑み込まれていくということになりそうです。実は、IMF(国際通貨基金)のトップが世界大恐慌の再来を警告しています。


IMF boss says global economy risks return of Great Depression
2020年1月17日 The Guardianへのリンク画像です。

(出典:2020年1月17日 The Guardian)


日本と世界は、その運命に従うように財政崩壊からの国家債務不履行のドミノ倒しに陥り、その次に1930年以来の世界恐慌に入っていくかもしれません。このように世界は、そしてその一部である日本と共に連動していることがわかるはずです。


アメリカの未来予測では、「肩をすくめるアトラス」という聖書の次に読まれているアイン・ランド著作のような小説や映画をはじめ、テレビやラジオ番組、そしてサイトなどで取り上げられており、それがアメリカ人エリートのアイデンティティーにもなっている部分があります。


このような未来予測が本格的に注目され始めたのが、2008年9月に起きたリーマンショック(世界金融危機)以降であるように思われます。


私がアメリカに住んでいたリーマンショック以前は、まだ辛うじて社会的に出世できる機会が保証されていましたが、それ以降は経済的格差が拡大し、社会階層の固定化が進んできました。


所得格差は「南北戦争後」と同レベル。米国民がトランプ景気を実感できない10の理由
2019年9月6日 Business Insiderへのリンク画像です。

(出典:2019年9月6日 Business Insider)


そのような状況の中、「150年ぶり」に第2次アメリカ革命が起きることが人々に拡散され、多くのアメリカ人の支持を集めているということは、アメリカ人の社会に対するストレスがいよいよピークに近づきつつあるということです。

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