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大手新聞4社、それぞれの安倍政権に対する立ち位置

新聞


昔から、地元の北海道新聞の記者数名と付き合いがありますが、他社より根掘り葉掘り聞いてくるにもかかわらず、さらに資料も欲しいと言うものの、全く記事にしてくれないわけです。


これでは、マスメディアを名乗った「情報調査官」でしかなく、それは読売の記者たちにも同じことが言えます。たまに感じることは、新聞記者を装いながら安倍政権に情報を伝えていると思うときさえあることです。


実際に、30代の読売新聞の記者たちは「反・安倍政権」が意外にも多い傾向があるように思います。しかし最近、在日米軍の横田基地の取材では、司令部から「我々の説明とは異なる記事を報道したため、以後、読売新聞は出入り禁止にした。」という話を聞きました。


つまり、読売新聞というのはいわゆるジャーナリズムではなく、コマーシャリズムであって、記事自体を事実として書いているわけではないということです。ちなみに産経新聞もそうですが、裏を取らずにデスクや記者の思惑で記事を書く傾向があるのは明らかです。


私たちがテレビでよく見る光景として、会見場に各社がノートPCを並べ、記者たちがメモしたり、記事をその場で書いているようですが、実は会見場で話をする前に、記事はすでに完成していることがわかっています。


要するに、マスメディアというのは、最初から「こうしたい…」というシナリオがあり、取材内容を付け足すだけで記事が完成してしまうということです。私の友人である大学の准教授は、「散々主張してもテレビで放映されたのはたったの数秒で、しかもどうでもいいところしか使わない!」と言っています。


このように、テレビや新聞などマスメディアというのは、いくら熱弁したところで自分たちのシナリオに合わなければ全てカットしてしまうわけです。これがテレビや新聞、雑誌の現実であって、スポンサーの印象だけに注意しているように思います。それ以外は、スルーするか、当たりさわりないように報道しているだけです。


基本的に、現在の読売や産経新聞というのは安倍政権に忖度しているため、批判記事が報道されることがないというおかしな媒体になっています。一方、朝日新聞や講談社系メディアは「打倒・安倍政権のため、全社を挙げて安倍批判につながる記事をこれでもか、と報道しています。


他方、毎日新聞も読売や産経新聞と同様に、安倍政権に忖度していた時期がありました。数年前の毎日新聞は経営難に陥り、仕方なく聖教新聞の印刷を引き受けていたように思います。しかし、現在の毎日新聞は浄化され、元の毎日新聞に戻ったように思います。


さて、私には意識して客観的に「本当に起きていること」を書くことを優先し、一人でも物事の本質を知って欲しいという想いがあります。事実として、事件や出来事に対してマクロのフレームワークで考えるようにするべきです。


私は、多くの日本人がそのように総合的に物事を考えられるようになれることを期待しており、これまで「情報リテラシー教育」が必要であることを強く主張してきました。いよいよ、それが誰もが必要とすることになると思います。

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