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大都市圏から地方への移住を考えている方へ@
 「不動産屋は必ず騙す」


「菅義偉」と「菅直人」危機管理能力の決定的差異はここにあった
2017年5月4日 現代ビジネスへのリンク画像です。

(出典:2017年5月4日 現代ビジネス)


菅(すが)官房長官が次の首相になれば、2011年当時の菅(かん)直人首相と同様、再び東日本大震災レベルの巨大地震(神奈川県)が発生し、東京も首都圏も東北地方の沿岸のように住めなくなる可能性があります。


そのような状況の中、首都圏から地方に移住しようと考えている人は増えてきているように思います。今回、そのように考えている人たちの本音を暴いていきたいと思っています。


都会生活が長い人というのは、基本的に業者に手数料を払ってサービスを利用する傾向があります。まず第一に考えることが、不動産業者を探すことです。そのために、インターネット検索で魅力的な物件探しを始めるわけです。


私たちAtlasでは、昨年まで全国各地の大都市、しかも主要ターミナル駅周辺に英会話教室のためのテナントを借りていました。そのために、毎年のように数々の不動産屋を渡り歩き、物件を物色してきた経験があります。


大半の人が騙される「不動産」不都合なカラクリ 業界を知り尽くすプロたちが明かす現実
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(出典:2020年8月29 東洋経済Online)


基本的に、不動産業は金融業の一つであることから、そこに従事する人間のレベルは高くないのが現状です。金融市場自体が、「物欲」を煽るためのツールでしかない以上、一部を除いて借りる側が得をすることはないように仕組まれています。


私自身、半年に1回はマーケット・チームで東京や横浜、名古屋、大阪のビジネス街を現地スタッフと一緒に歩き、街の変化や人々の動きなどを細かく観察するわけです。国際色が豊かな通りや、若い女性が好きな地域も見に行きました。


また、今から21年前の2000年、アメリカから帰国してすぐに横田米軍基地に勤務していた私は、半年以上も東京や神奈川を行ったり来たりしていたことがあります。しかし、札幌生まれの私は北海道に戻り、結果的に長く住むことになりました。


大東建託株式会社賃貸未来研究所 「町の住みここちランキング(北海道)」
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(出典:大東建託株式会社賃貸未来研究所)


例えば、札幌市は地方都市ですが180万人の人口を抱える日本の大都市圏の一つです。若い女性に人気なのがオシャレなカフェやケーキ屋が多い円山エリアです。また、道外からの転勤族やファミリー層も円山や宮の森などに住んでいます。


その他、最近人気なのが創成川イーストで、新しいマンションが建ち始めています。さらに、「玄関口」札幌駅へのアクセスが抜群な北海道大学の近くには大学生が多く住んでいます。このように、様々な視点から現地の人々の暮らしを見つめることも重要です。


実は、不動産業界というのは「徒弟制度」に近く、宅建の資格を取得して開業してもいきなり仕事が入ってくることは少ないようです。だから、中古マンションを買い取ってはリメイクして転売するというビジネスモデルが存在しています。


私の友人に不動産会社の社長がいますが、起業したばかりの時は自分でチラシを作成し、市内くまなくポスティングをしたこともあり、おかげで札幌市内のどこが良いのか、悪いのかも全て頭に入れることができました。


アメリカから楽しい移住ができたわけですが、そのままの勢いで全国展開を始めました。ところが、ポスティングで汗をかこうとするスタッフはどこにもおらず、私自身の経験が全く生かされるまま今があります。


いずれにしても、現地で家を購入したり、家を借りるには下見が必要です。そこに住んでみて周辺を知り尽くしてからようやく新築を建てる必要があります。テナント店舗を借りるにも、できるだけ多くの空き室を見ておくことです。


私は、ニセコのコンドミニアムから一般住宅、土地探し、マンション・アパート、リフォームまで普通の人よりは詳しいつもりです。その経験から得たノウハウをお伝えしたいと思います。しっかりと役立ててください。


まず、不動産会社は地方ではあまり印象を持たれていません。特に、田舎には不動産の看板そのものがない地域もあります。詳しく話を聞いてみると、不動産屋そのものが「暴力団」と思われているようです。だから、工務店などがその役目を果たしているわけです。


このような感覚は、大都市圏との大きな違いがあります。結局、不動産屋の目的というのは「手数料が取れる悪い物件を売る」ことです。一見、親切で丁寧に対応されても購入者を騙すことに違いはありません。


「不動産査定」の方法が初心者でも分かる7カ条!
2018年11月4日 ダイヤモンド不動産研究所)へのリンク画像です。

(出典:2018年11月4日 ダイヤモンド不動産研究所)


不動産屋は、物件データをネット上にアップしていますが、簡単にパソコンやスマホでチェックできるからこそ悪い物件である証拠です。プロが見て良い物件というのは、実はアップする前にすでに売却されているのが現状です。


なぜかと言えば、家を売る時に家主はまず親戚や知人など顔見知りに売ろうとするからです。そこで買う人がいなかったから不動産屋に仲介に入ってもらうわけです。不動産屋は、その時点で購入できる客のデータを持っています。


知り合いの不動産から電話がかかってきた場合、その物件が比較的良い可能性は高く、業者としてもそこで売却できれば余計なコストをかけないで済むので合理的です。売れなければ、図面を書いたり、広告宣伝しなければなりません。


家を売るためには書類に記入する必要がありますが、売れなければ中古住宅情報の雑誌やサイト、それでもダメなら新聞広告を出すことになります。それでも売れなければ永遠に売れない物件として放置されます。

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