首里城火災をノートルダムの二の舞にすべきか?
「安物買いの銭失い」であるのか、この2つの歴史的建造物の火災事故は電気回路からの発火が原因とされています。
安物の電気装置(中国製)というのは、特に電池が危ないと言われており、まずは安全装置から電池を排除する必要があります。なぜかと言えば、いつ燃え出してもおかしくないほど簡単に作られているからです。
電極を燃える石油製品で包んでいる安物は、原理的にはあり得ない製品であるということです。日本製であれば、技術力が高いのでまずこのような発火は起きませんが、安全装置を完璧に生産できるほど中国人の技術力では不可能と言えます。
1960年代、日本人技術者は全てのアメリカ製品を分解して真似していましたが、現在の一般的な中国人技術者のレベルもそのあたりであるように思います。ただし、日本人の場合はすぐに自主的に開発研究へシフトすることになりました。
そして1980年代、日本の製造業は「日米構造協議」という枠組みに誘導され、ソニーのテレビやウォークマンなど壊れない日本製電化製品に対してアメリカ国民がいわゆる「ジャパン・バッシング」と呼ばれるほどの反対運動を展開するようになりました。
日米自動車摩擦 1970年代から繰り返す歴史
その時期に自民党清和会の中曾根政権が誕生し、その一連の流れで安倍政権に続く「売国奴路線」がスタートしたわけです。自民党は、公明党や日本会議などの宗教団体とロビイストに支援されるようになり、身動きが全く取れなくなっています。
政治家や役人、大企業などは、利権による癒着、談合、中抜きなどがお互いに当たり前になり、日本の腐敗政治がさらに腐敗したする中で、中国共産党はそれを横目にしっかりと防御を固めた上で、安物の中国製から品質が高い「メイド・イン・チャイナ」を目指しています。
結局、これまで日本が歩いてきたそっくりそのままを進んでいるわけです。ただし、日本と中国の大きな違いは、中国は核保有国でしかも武装しながら独立国家として存在していること、です。
日本は、一刻も早く安倍政権を解散させ、全く新しいフェーズに上がる必要があります。特に、トランプ大統領が在日米軍基地を撤退させるまでには、様々な準備をしなければならないということです。
今年、フランスの自動車大手ルノー会長であり、日産と三菱自動車の会長も兼ねる3社連合のトップ、カルロス・ゴーンが逮捕されましたが、フランスのルノーと提携させられた日産は、駆け込み売却でもうすぐルノーの完全支配に移行する直前であったところをクーデターが起こったわけです。
また、反日左翼のシンボルで、しかもその資金源であった首里城が焼け落ちたのも、新元号「令和」が関係しているのかもしれません。11月13日の大嘗祭に合わせ、いよいよ契約の箱と蓋が元に復される可能性があります。
今後、天皇陛下が仮住まいの状態が続き、しかも東京や皇居周辺で大地震など自然災害が発生することになれば、ようやく天皇陛下が本当の都、京都へ遷都されることになります。もっとも、建前上は被害に遭った都民のために数か月は寄り添う姿勢をお見せになると思われます。
いずれにしても、日本に雨(カネ)が降って零になる令和時代の「即位の礼」や「大嘗祭」が意味することは、日本が「あ・うん(阿吽)」、ギリシャ語で言うところの「アルファ(α)」と「オメガ(Ω)」、つまり終わりを迎える準備期間であるということです。
今後、私たち日本人は心を建て変える必要があるように思います。世の中のつまらないことに腹を立てず、何事も和解できるように努力するということです。このような時代は、些細な言葉が事故を招いていきます。特に、人相手の商売や接客業には面倒な時代かもしれません。
例えば、レジ袋が要らない人に「ご協力ありがとうございます」とも言ってはいけません。なぜかと言えば、その客は協力しているわけではなく、ただ必要がないだけなので余計な言葉になるからです。
レジ打ちは黙々と作業し、余計なことは言わないほうが身のためです。これが些細な事からのトラブルを招かない知恵であり、無神経な余計な言葉は慎むべきです。善意であっても、他者に余計なことは言わないことです。
それは、善意と受け取ってもらえない場合があり、隙を与える必要もないからです。今後、善意と思って余計なことをしたり、言うのがトラブルを招くことになります。人間関係がさらにギクシャクしていきますが、裏を返せばそれだけ私たちが2極化している証拠です。
そして、最終的に間違った方向の電車に乗ってしまった人間は地獄行きとなります。つまり、選ばれなかったわけで、淘汰されるということです。
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