米国で史上初、2つの「歴史的サイクル」転換期重なり混乱深まる…過去には戦争や暗殺も
(出典:2020年10月10日 Business Journal)
前回2016年のアメリカ大統領選挙でも、ドナルド・トランプがヒラリー・クリントンを破って勝利することを、私たちAtlasはコラムで公表していました。
今回も、様々な言語で書かれた公開情報(報道記事やSNS)と非公開情報(シンクタンク同士のネットワーク)を調査し、歴史的なフラクタルを確認しながらトランプ大統領の再選を予測しています。
実は、アメリカにはイギリスから独立した1776年から始まった、あるサイクルによって動いていることはわかります。このサイクルは、アメリカの歴史を形成しており、2020年に次のサイクルが始まるようになっています。
いよいよ2021年からアメリカは、これまでとは全く違う国家に生まれ変わるということです。特に、トランプ政権の2期目が終わる2025年までは苦しい期間に入りますが、それによってアメリカ国民の傲慢さが失われ、新しいアメリカに変化していく可能性があります。
アメリカ大統領選挙、トランプが側近に2024年出馬を伝える 共和党全国委トップの留任支持表明はその布石?
(出典:2020年11月12日 Newsweek)
2024年のアメリカ大統領選挙に、誰が立候補するかは分かりませんが、すでに世界政府(AI)が誕生している場合、日本の総理大臣にように誰が大統領になっても同じかもしれません。
現在、分断が起きているアメリカは、再定義されて新しい国家となる運命にあるように思います。20年以上もアメリカで暮らしてきた経験のある私は、2001年9月11日以降のアメリカは、新しく始まるための苦しみの段階にいるように感じてきました。
私たちAtlasでは、なぜ多くのアメリカ国民が品位のない言葉を使い、歯に衣を着せず真実を突き付ける子どものような精神状態のトランプ大統領を選んだ理由がようやくわかってきました。
「王様が裸であること」を面と向かって告げる少年のような存在こそ、ドナルド・トランプそのものであり、アメリカ人はトランプ大統領のこの部分に魅了されているということです。
結局、今回のアメリカ大統領選挙も4年前の繰り返しでしかなく、不正選挙でもバイデン陣営が総得票数を取るものの、選挙人の得票数ではトランプ陣営が上回り、最終的に270を超えてくるものと考えられます。
4年前の大統領選挙では、トランプ陣営の獲得数は306でしたが、今回はこれを上回ることはできないかもしれません。しかし、トランプ大統領は最終的に当選することになると思います。
3日にも一方的に勝利宣言か トランプ氏は報道否定
(出典:2020年11月2日 テレ朝News)
この4年間、民主党側のメディア情報をテレビや新聞で与えられ続けた私たち日本人は、トランプ大統領のことをあまり知りません。意外かもしれませんが、トランプ大統領は「フェアであるかどうか」に徹底的にこだわる人物です。
もし、「フェアではない」と感じると徹底して戦う傾向があります。今回の大統領選挙でトランプ陣営は、郵便投票が不正ではないのか疑っており、もし不正ではないということに納得すれば、すんなり負けを認めるはずです。
ところが、不正を証明するのは基本的に難しいこともあっても、トランプ大統領はとことん戦う姿勢を崩していません。今回の選挙の結果は12月に入っても出ないと思います。
In 30 States, A Computer System Known To Be Defective Is Tallying Votes
(出典:2020年11月8日 ZeroHedge)
少なくても今年中は混乱が続いていき、早ければ来週にもトランプ陣営がバイデン候補をリードする場面も見られるかもしれませんが、結局、来年1月6日に「連邦議会両院合同会議」で決着がつくことになります。
全米から届いた選出証書が開封され、激戦州から二重に届いた選出証書のどちらを採用するかですが、最終的な決定は憲法修正12条に則り、上院議長であるペンス副大統領に委ねられ、トランプ大統領を当選させるわけです。
これまでの大統領選挙は、投票日の翌日に当選者が確定していましたが、今回は事情が事情だけに次の副大統領になる人物に注目する必要があります。つまり、民主党のハリス候補と共和党のペンス副大統領です。
もしトランプ大統領が再選されると、ペンス副大統領も自動的に留任となります。このペンス副大統領こそ、将来のいずれかの時期に次の大統領になる可能性があります。
そういう意味では、来年1月20日の大統領就任式では一体何が起こるのか、アメリカでは何かしらの大きな変化が起きると思います。
1861年に始まったアメリカ南北戦争以来、アメリカは国内での分断を避けてきましたが、今回だけは逃れられないように感じます。このような状況の中、ポジティブなことが一つあるとすれば、時代遅れの選挙システムを新しいものに改革するきっかけになるということです。
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