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現代経済学の終焉と自然経済の復活

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2019年8月30日の東洋経済オンラインへのリンク画像です。


電気自動車や太陽光によるソーラー発電によって、私たち人類の仕事をロボットがしてくれるようになり、いよいよ従来の経済学を放棄するかどうかの瀬戸際にいるように思います。


今後、生活インフラが使えなくなれば、生産(人の手による仕事)と貨幣(お金)が均衡するような自然経済に戻るわけですが、現在のように生活インフラがあるうちは仮想(通貨)経済のまま生きていくしかありません。


実際には、自然経済と人為的な仮想経済の間を行ったり来たり繰り返しながら振動しています。ちょうど1年前の北海道のように、電気が止まれば自然経済に戻ることになりますが、台風で大規模停電となった千葉県のように1年もすれば人口は90%以上減ることになります。


なぜかと言えば、ロボットやコンピューターのCPU、メモリーなど全てが電力で動いているからです。電気が使えるうちは、現在の経済は仮想化に耐えるしかないわけです。そもそも金(ゴールド)の裏付けがないと価値が保てない、というにもおかしな話ではあります。


通貨(お金)の価値が金(ゴールド)と関係しているのは、西洋文明だけの事情であるものと思われます。実は、縄文時代では翡翠(ひすい)や黒曜石(こくようせき)が通貨であったとされています。江戸時代は米が通貨であったわけです。


100年前の北海道ではイワシが通貨として使われ、南米ではトウモロコシが通貨の役割を果たしていました。要するに、人々が大切であると思うモノであれば交換手段は何でもいいということです。だから、仮想通貨というのも可能ではないのでしょうか?


最近、そのような現実が形を表し始めつつあり、これまで米ドルやユーロ、日本円を勝手に印刷・発行してきた勢力が権力を失うことで、人工的に消費を生み出してきた経済システムがリセットされる可能性が高くなってきました。


2020年は、現物だけの経済システムがいよいよ始まるかもしれません。農業や製造業といった自然労働から私たち人類が切り離されたことで、私たちはこの50年ほどは楽に生きられるようになっているわけです。


そして、本当に必要なことは子作りと子育てになるしかないようです。今後、生活の中心はオフィスや工場ではなく、文化の中心が学問を学ぶことと子育てになるような気がします。なぜかと言えば、そこにしか自然に沿う生き方がないからです。


そうなるまではもう少し時間がかかりますが、その萌芽はすでに出ています。次はどうなるのかと言えば、西洋文明の概念である核家族化が終焉し、東洋文明の概念である大家族に戻るということです。

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