泉大津市、投票用紙8万枚誤廃棄 職員が焼却「参院選に支障なし」
(出典:2016年7月9日 西日本新聞)
信じられないことに、大阪府泉大津市の選挙管理委員会は、参院選当日用の選挙区と比例代表の全投票用紙、計約8万枚を誤って廃棄処分したと発表しています。
このように、意図的に間違えてゴミと一緒に捨てた事件が大阪では数件も起こっているわけです。実は、投票用紙を焼却したことにして当日の差し替え票として使用された可能性が高いとされています。
なぜかと言えば、投票用紙は泉大津市以外の大阪府内全ての市町村で利用することができるからです。廃棄処分された日から約1ヵ月後に実施された参議院選挙は大阪府の選挙区内で実施されたので同じ投票用紙が使われた可能性があるわけです。
2016年参院選 2016年7月10日(日) 投票
(出典:2016年7月10日 NHK NEWS WEB)
実際に、大阪府の選挙区は4人定員のうち維新の会の候補が2人も当選しています。シナリオとしては、選挙前にはほぼ票の差し替えが終わっており、主流メディアに伝えたことで結果を知っているので、20時に出口調査と称してテレビで当確を出してきます。
出口調査など投票数全体の0.1%にも及ばないわけですが、最近はこの不思議な仕組みについて様々な専門家が問題視し始めています。一昔前は、22時以降に当確が出ていましたが、最近は投票時間終了時に当確が出るようになりました。
問題は、僅差でも当確が出ていることです。各投票所の投票箱は1時間後に開票所に運ばれるので、22時頃から開票作業が始まります。そして、20時に当確が出た得票数に合わせ、何者かが不正に数字を操作するということです。
当選させたくない候補が想定外に得票数が多い場合、集計機のトラブルを意図的に起こし、開票を中断することもできますが、何とか結果に合わせるように選挙管理委員や現場スタッフが必死で作業します。
開票不正 原因究明を 塩川氏要求 国民主権上の問題
(出典:2018年6月17日 しんぶん赤旗)
当然、停電や集計機の不具合、数え間違いなども起こしますが、そんなことはほとんど報道されることはありません。結局、事前に投票用紙の素材や色の情報が入れば偽造することも簡単にできると思います。
また、期日前投票の会場に行っても、投票せずにそのまま投票用紙を持ち帰ることができるように思います。投票日までには大量の偽造投票用紙が印刷され、昨年のアメリカ大統領選挙のように中国製の偽造された投票用紙が偽票で使われてしまうわけです。
日本の不正選挙は、1970年代から始まっていると言われています。原子力発電所を建設するために、どうしても賛成派の候補を当選させなければならなくなり、意図的に停電させて票を操作していたことを日本共産党が主張しています。
当時、集計機そのものがアナログであったことから、大差がついている場合は当選させることができなかったはずです。昨年の大統領選挙のように、トランプ票がバイデン票よりも2倍以上の得票数があった場合、無理に辻褄を合わせようとするとバレてしまうリスクがあったと思います。
いずれにしても、最近は期日前投票が増えたことで、当日票は票を運ぶ時にタクシーの中などで票のすり替えが行われているのは明らかです。このことは、不正選挙に関与してきた関係者を具体的に問い詰める必要があります。
投票箱など似たような商品がたくさんあるのですり替えなど簡単ですが、さらに役所内の金庫に保管してある余った投票用紙や投票箱は管理されておらず、持ち出しても誰もわからないと思います。
菅義偉“総理”誕生で政府は権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに!圧力をかけられた元官僚たちが語る恐怖支配の手口
(出典:2020年9月15日 exciteニュース)
投票箱のカギなど簡単に開錠できるので、私が思いついただけでもこれだけの不正は可能だということです。これまでの不正選挙については、地方の新聞社が小さく報道してきましたが、日本でもアメリカやミャンマーのような大騒ぎになることは避けられないかもしれません。
残念なことに、民主主義の根底が覆された日本では、選挙で代表者を決める意味などほとんどないのが現状です。「選挙を制するものが政治を制する」というのは、現役の総理大臣である菅義偉が横浜市会議員の頃からモットーとしてきた言葉です。
結局、横浜市議会選挙で使われた不正の手口は、自民党と大阪維新の会で踏襲され、ついに大阪府堺市の選挙管理委員会によって明らかになったということです。堺市の選挙では、約20台の「ムサシ製集計機」が不具合を起こしたと報道されています。
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