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バイデン陣営のCNNとトランプ陣営のNewsmax、OANNの視聴率シェア奪い合い


トランプ陣営、選挙結果覆すための戦略変更 法廷闘争の不発で
2020年11月20日 Reutersへのリンク画像です。

(出典:2020年11月20日 Reuters)


アメリカ大統領選挙の投票日から3週間が経った今、新しい動きがトランプ陣営から出ており、戦略を変えた可能性があります。


相変わらず、日本のテレビ局や新聞各社、そしてラジオ局まで「バイデンの次期大統領就任」は確実と報道しており、「諦めの悪いトランプが敗北を認めるだけ」という論調を軸に強引に物事を進めています。


それに対して、トランプ陣営は全米で約500もの訴訟を起こして法廷闘争を続けているものの、ペンシルバニア州やミシガン州、またウイスコンシン州などでは州の裁判所で訴えが棄却されているとも報道されています。


こうした状況だけを見ると、トランプ大統領にはもう勝ち目がなく、一人で悪あがきをしているようにしか見えないのが現状です。また、司法省による不正選挙の調査結果もまだ公表されていません。


大統領選挙での不正はなかったと主張する論調が増えている中、その間に民主党のバイデン候補は政権移行の準備を着々と進め、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するためのチーム編成や、各国首脳との電話会談を行っています。


つまり、バイデン政権としての国際的な認可を得つつあるということです。各国政府は選挙に勝利したという祝辞をおくっていますが、中国やロシアなどの大国や隣国のメキシコからは祝辞が送られていません。


ディープ・ステートに支配されたマスメディアは、独自にバイデン政権誕生が確実であると宣伝しているため、情報リテラシーを身に付けていない多くの人々は、トランプ大統領は近いうちにホワイトハウスを追い出されると思っています。


少なくともアメリカや日本のマスメディアの報道を見ると、誰もがそのような印象を受けるのも仕方ないと思います。しかし、このようなイメージを演出しているのはバイデン陣営についているリベラル派のメディアだけの話です。


米、新興メディア「親トランプ」競う 求心力保持に利用か
2020年11月23日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年11月23日 Yahooニュース)


最近、日本でもSNSやネットメディアなどで周知されているように、アメリカの報道機関はリベラル派と保守派に二分化されるようになりました。アメリカでは、地上デジタル放送を見る世帯もいますが、ケーブルテレビを視聴する世帯がほとんどです。


全米に展開している主なケーブルネットワークの契約者数では、CNNが最も多く約1億人に視聴されてます。次に多いのがFOXで約9000万人、第3位がNews Maxで7000万人、そしてOne American News Network(OANN)が4000万人という順になっています。


この中で、CNNだけがリベラル派のマスメディアであり、残りの3つは保守派です。日本でCNNを観るためには、CSや動画配信サービスのHuluと契約する必要があります。1日10時間程度は、日本語通訳が付いた放送を視聴できます。


一方、HuluにはFOXも入っていますが、テレビドラマしか放送されておらず、ニュースを観ることはできません。同じ保守派のNews Maxは、2014年に設立されたニュースチャンネルです。さらに、One American News Networkも2013年に設立されています。


2つの新しいテレビ局は、明らかにトランプ大統領を支持していますが、その他にもインターネットだけで配信している多くのネットメディア・テレビ局が存在しています。これらネットメディアをすべて含めた保守派メディアは、CNNよりも多いことがわかっています。


INFOWARS
2INFOWARSへのリンク画像です。

(出典:INFOWARS)


ネットメディアで最も有名なのは、アレックス・ジョーンズのInfowars.comという番組です。現在はYoutubeのアカウントが削除されてしまいましたが、アクセス数はCNNの視聴者数よりも多く、一時は5億PVのアクセス数がありました。


日本のテレビ局が、アメリカ大統領選挙の映像を流す時はCNNを使っていたため、アメリカの主流のように感じますが、リベラル派の多くは地上デジタル放送の三大ネットワークであるABCやMSNBC、そしてCBSを観ています。


当然、CNNと同じような論調のニュース番組がほとんどで、全国ネットを独占しています。その他、ニューヨーク・タイムスやワシントン・ポストなどの新聞各社のほとんどがリベラル派で占められています。


このように、リベラル派メディアがアメリカ国内の報道を実質的に支配しているわけですが、トランプ大統領を支している保守派のメディアの視聴率やアクセス数は、今年に入ってから急激に伸び始めています。


今回のアメリカ大統領選挙でトランプ陣営は7300万票を現在のところ得票しています。この数字は、前回2016年の大統領選挙よりもさらに多く、2012年の大統領選挙でオバマ大統領が得た得票数よりも多いことがわかっています。


不正選挙とは言え、今のところバイデン陣営は7800万票を得ているということですが、どちらも約半数の有権者から得た得票数です。トランプ大統領はこのような愛国者の支持層に支えられているということです。

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