長年懸念されている「南海トラフ」地震は起こるのか? 2021年の巨大地震を専門家が予測
(出典:2021年1月12日 Yahooニュース)
10年前に起きた東日本大震災は3月、2016年の熊本地震は4月に起きています。複数の地震予報サービスでは、M7レベルの大地震の発生が予測されており、予測地域に住んでいる方は注意が必要です。
まず、宮城県から福島県沿岸、そして福島県内陸から長野県、また和歌山県から徳島県、さらに九州全域や沖縄県などの沖合でも大地震の予測が出ています。そして、北海道東部や南部沿岸でも注意するべきです。
特に、私たちAtlasが監視地域にしているのが、駿河湾から和歌山県南部、そして高知県沖までのゾーン、いわゆる「東海・南海トラフ」です。現在、この周辺で地殻変動のエネルギーが溜まっている状態にあります。
また、四国から中部までの大地震が起きる可能性もあり、中央構造線が太平洋に出ていくラインを注視しています。震度7レベルの地震が大都市で発生すると、必ず大規模な停電が起きます。そのためには、自家用車で移動する必要が出ててきます。
当然、水道から飲料水がでなくなり、トイレを使うことにも支障をきたすことになります。古い家には未だに井戸設備が設置されていますが、今一度使えるようなるかどうか確認しておくことも災害対策の一つの方法です。
災害対策としての最強のクルマ選びはSUV+PHEV!
(出典:2021年2月14日 ベストカーweb)
電気自動車というのは、5Gスマホと同様に電磁波によって脳や身体に悪影響を与えているとされています。しかし、現代人が車に乗らないわけにもいかず、トヨタや三菱自動車はPHEVやPHVとった「プラグインハイブリッド車」を発売しており、1500W対応の電化製品が使用可能です。
ただし、納車待ちで1年はかかると言われており、何か大きなことが起きるまでに間に合うかどうかはわかりません。だから、ガソリン車に乗っている人は常に満タンにしておくことです。非常時、ガソリンスタンドには長蛇の列が並ぶことが予想されます。
さらに、できれば自家用車は立体駐車場ではなく、地上にある駐車スペースを確保しておくことが望ましいと思います。ガレージがない場合、治安が悪い地域では屋外に駐車していると盗難の被害や電柱の倒壊に遭う可能性があるので注意です。
停電が長引く場合、車のバッテリーに蓄電している電気は数十メートルの延長ケーブルがあれば自宅で使用が可能となります。マンションにお住いの人でも、2階であれば延長ケーブルでエアコンやテレビ、冷蔵庫などを少しずつ使用できます。
自転車発電でバックアップ電源をさらにバックアップする試み
(出典:2020年11月10日 Gigazine)
一方、大都市に住む自家用車を持っていない世帯の場合、自転車にソーラーパネルバッテリーやディープサイクルを取り付け、1500W対応の正弦波インバーターとつなげると省電力の電子レンジ程度の家電なら使えると思います。
家庭用充電器で常に充電しておく習慣があれば、何か起きてもすぐに使用することができるわけです。自動車用のバッテリーは1万円前後、インバーターは1万5000円ほどでホームセンターやカー用品店で購入できます。
それにACアダプター充電器を購入するだけで、家族全員が困らないだけの電力が得られるようになります。電力の知識など持たない普通のサラリーマンにとって、何が起きるかわからない2021年は大変な苦難を味わうことになりかねません。
日照時間が短い地域や雪が積もる地域以外では、ソーラーパネルとバッテリーをつないだ自家発電が可能です。この方法が最も確実であり、生き延びられやすいと思われます。特に、北海道にお住まいの方は、2年半前にそれほど電力会社が信用ならないと強く感じたと思います。
地震で停電する?しない?あなたの街「優先順位」を見極める方法【人生100年時代の歩き方】
(出典:2021年2月19日 gooニュース)
実は、日本の自衛隊で特化された部隊の訓練では、基本から電気や食糧、そして安全の確保について学ばされています。非常時は、衛生的な飲食を得ながらいかに体を冷やさずに免疫力を維持するかが大事なカギになります。
災害時に必要な能力が備わっている人は、何があっても生きていくことができるはずです。会社や家族、そしてカネに依存せず、電力会社に頼らない生き方こそ、これからの正しい生き方になるものと考えられます。
私自身、いつまでこのようなアドバイスができるかどうかもわかりません。しかし、このコラムによって得た知識やノウハウはあなたやあなたの家族を助けることになるのは明らかです。だから、一刻も早く初心者にもできる最低限の食料備蓄と電力確保の備えを始めるべきです。
大地震や洪水によって、その場所に住めなくなれば家族全員で自家用車に乗って避難する時が来ます。食料や電力システムは車で持ち運べることができ、テント生活になっても何とか生き延びることができます。
そのためには、まず自分で行動して学ぶことから始めていきます。電力確保のシステムは、ゼロから組み立てるとコストがかかりませんが、業者に頼むととんでもない額を請求されてしまいます。あらかじめ予算を決め、今のうちにスキルを磨いておきましょう。
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