九州豪雨熊本中心に52人死亡 2人心肺停止 12人不明捜索続く
(出典:2020年7月7日 NHK NEWS WEB)
最近、東京や大阪、名古屋などの大都市圏を離れ、地方で家や農地を手に入れた人たちは増えているようです。特に、自給自足生活を始めている人たちは生き残る確率が上がります。
実は、空き家バンクの申し込みが急激に増えていると聞きます。ただし、家を購入したり、借りるなら海や川から遠い場所で探す必要があります。
津波や洪水で押し流される動画を観ればわかることです。東日本大震災時の大津波を考えてると、最低でも海抜30メートル以上の丘に家を建てることが基本ですが、停電する可能性があるためソーラーバッテリーの自家発電装置を構築しておくことです。
この意味が分からない人のほうが圧倒的に多い日本ですが、毎年のようにこれから大雨や台風が日本列島を襲ってきます。それに加えて巨大地震と重なれば、コロナ騒ぎの自粛どころか、食べ物さえ見つからずに右往左往する生活が待っています。
私たちは、今年1月末まではそれぞれ自由に外出し、生活していました。ところが、2月から外食に行かなくなり、旅行にも行けないのでホテルやレストランが閉鎖され、5月末までの4ヵ月間は完全に経済活動を停止させられたわけです。
ここまで自由が利かなくなることを予想できた人はほとんどなく、東日本大震災のような大地震や津波が発生したわけでもないのに学校や職場、ショッピングモールなども閉鎖されました。だから、起きる時はあっという間に起きるということです。
中国で広がる露店経済、透ける党の権力闘争
(出典:2020年6月24日 日本経済新聞)
世界を見ても、アメリカや中国では激しい権力闘争が起きています。トランプ大統領もかなり弱気になっており、習近平主席は軍部にクーデターを起こされ続け、防戦一方です。北朝鮮も突然、韓国との関係を悪化させました。
それぐらい世の中というのはあっという間に変わっていくものです。そして、これからもっと加速していきます。まだ始まったばかりの動乱期ですが、少しでも隙を見せると命さえ危うくなっていきます。
それでも、日本人のほとんどがコロナ前の今年1月のような感覚でいます。何か新しい方法や生き方を全く考えてはいません。このまま何もしないままでは自然の前になぎ倒されてしまいます。
4月以降、私たちへの感謝メールが届いています。海外からのメールが多いですが、それは海外に住んでいること自体にリアリティーがあるからです。女性(得に主婦層)からのメールが多いのも、子どもを守ること以外に方法がないからです。
国内外から寄せられた感謝メールの紹介
(出典:Atlasマンツーマン英会話)
私よりも10歳も20歳も年上の方からメールが来ることがあります。私は英会話を教えているわけですがないので実際には「先生」ではありませんが、先生と呼んでくれています。大変丁寧に書いてくださっているので励みになります。
このコラムを毎日読んでくださる方々が、世界中に大勢いることを私たちは知っています。とにかく、毎日気づいたことを文章にしていますが、最後まで読み続けて実行していく人だけが生き残っていくように思います。
私自身、いつまでコラムを書き続けることができるかはわかりません。いつまでもこの世にいられるのかさえわからないわけです。だから、必要としている方にはできるだけお伝えしたいと考えています。
さて、3か月前、トイレットペーパーやコメ、パスタなどがスーパーの店頭から消えたことがありました。実は、政府やマスメディアは大衆が食料品を買占めすることを極度に恐れています。イタリア産のパスタが店頭からなくなっているようです。
4月にマスクを手に入れた人がいたように、情報は親しい人からしか得られません。親しくない人間には情報が伝わらないことが明らかになっています。さらに、情報リテラシーが身についてないのも問題です。
このコラムを読んでくれている方へ、これからの基本方針をお伝えしておきます。食料と飲料水、電力、そして火力(薪やガスなど)の備蓄・構築がどうしても必要になります。自分だけで構築するか、周囲と協力して構築するかは任せます。
とにかく、政府や役所、企業などに依存しないシステム体制を運用できるようにしておくことです。全く同じシステム(機材・部品)を必ず2セット用意しておきます。1年程度も長期保存できるコメ(玄米)や小麦粉を開発し、味に飽きないように調味料なども揃えておくべきです。
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