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参議院選挙の結果と「れいわ新選組」「NHKを国民から守る党」の今後@


参院選の投票率48・80% 過去2番目の低さ
2019年7月22日の産経新聞へのリンク画像です


今回の参議院選挙の投票率は過去2番目の低さと報道されていますが、今回もこれが真実なのかどうかは疑わしく思われます。


いずれにしても、選挙序盤はあまり関心を持たれなかったようですが、後半になってから「れいわ新選組」の山本太郎党首が、戦略的に自公・安倍政権など体制派に挑む形になり、ネットメディアで注目されました。


結局、「れいわ新選組」からは2名の重度身体障害者が当選し、狙った通りの戦術が功を奏して2議席を獲得しました。ところが、山本太郎党首は比例区(全国区)の得票数で300万票に届かなかったために落選してしています。


それでも、2%の得票数を得たことで政党要件を満たすことができたので、特別枠の2名が当選したことで、山本党首はこれから堂々と国会の中で発言することができるようになったわけです。彼にとって落選はむしろ好都合で、参議院議員ではなく、党首として政治を見ることができるようになります。


一方の自民党・安倍首相とは、国会で何度も質問・答弁の勝負をしていますが、元俳優であり演技力も高い山本太郎党首に対して、安部首相は自分の能力のなさを味わったことと思います。


そして、山本党首は次に実施される衆議院選挙の小選挙区に立候補し、候補者を大量に当選させようとしているように思います。さらに、全国区(比例区)でも立候補者を立て、「れいわ新選組」を野党第一党にする気でいます。


ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、私と同年代(40代中盤)の山本太郎党首は、高校生の頃に「ビートたけしの元気が出るテレビ」に出演し、奇抜なダンス「メロリンQ」で同年代の度肝を抜きましたが、その後は俳優になり、小沢一郎衆議院議員のもとでストイックに政治を学んだとされています。


私自身、高校生の時に目立っていた山本太郎が、まさか政治家になり、東日本大震災時に福島原発が本当にメルトダウンしたことや、SPEEDIの情報が隠されてた話などを暴露したことで、真実を伝えていたことを知っています。


その後、これが原因かはわかりませんが、芸能界を干されてしまうわけですが、損得抜きで活動する政治家で、一本筋が通っている人であると思われます。そして、山本太郎党首を最も苦手としているのが安倍首相であることは明らかです。


今後、安倍政権と自民党は、いつものように公職選挙法の軽微な違反をあら探しして、落選した山本太郎党首を逮捕しようとするように思います。まずは、女性スキャンダルで追い詰めようと画策しているようですが、週刊誌やテレビ局に対して山本党首はすでに先回りされており、簡単には手が出せないのかもしれません。


マスメディアを通して人格を否定するためのスキャンダル攻撃は、これまで随分と使われてきましたが、いよいよネットメディアが追い上げてきた今、もはや通用する時代ではなくなったのかもしれません。明らかに、これまでとは全く異なる新しい日本人が、大きな政治の流れとして登場しつつあります。新しい日本人というのは、与野党の政治家たちを相手にすることはありません。


多くの日本国民は、政治家たちの声を聞くたびに眠気を感じ、もはや無用の長物であることを見破ってしまっているように思います。他方、「NHKを国民から守る党」の立花孝志党首も当選したと報道されています。


立花党首が主張していることを簡単にまとめると、NHKは富裕層の息子、娘だけを正社員(正規の職員)として採用しているとのことです。実際に、入社試験でも受験者によって差別しており、その点で外務省と全く同じであるということです。高卒の立花孝志党首でも45歳で辞職した時、年収は1000万円を超えていた、と話しています。


これが、国営放送局の特殊法人の本当の姿であり、特権階級の集団であるNHKの実態であるわけです。最近は、スマホを持っているだけで1台ずつ受信料を取る、と言い出し始めています。それに対して、毎月のように受信料を払い続けている人も真実を知るようになりつつあるようです。


全国各地にいるNHKの集金人も、今は文句を言わない人たちを狙い撃ちにしており、今日も引っ越ししたばかりの家庭を何かしらの名簿(リスト)で確認し、何とか登録させては毎月、NHK受信料を自動引き落としさせようとしています。


今回の参議院選挙でわかったことは、旧民主党系の野党というのは、自公与党と全く同じ1%の勢力であることからも、「消費税、絶対反対!」を選挙の目標に掲げているにもかかわらず、本気で自民党と戦おうとはしなかったわけです。旧民主党系の野党がやっていることは、例えば起業する際に「誰が社長やるか?」で揉めることがあります。


それで人間関係を壊す人も多いですが、それくらい物欲の世界はくだらないということを意味しています。野党がまとまらないのは、自民党のように「最後は自民党という家を守って一致団結」にならないからです。要するに、自分のことしか考えていないということです。


今後、「消費税値上げ反対」で野党が団結できないのなら、その次は「NHKの受信料拒否」「NHKの民営化」という国民運動で結集するしかないように思います。

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