イスラエル、ガザ無期限駐留を示唆 ハマス壊滅へ進軍続く 「戦術的な戦闘中断」排除せず
(出典:2023年11月7日 時事通信)
最近、YouTubeやTelegram、TikTocなどの動画にアップされているインタビューを見るようになりましたが、イスラエルの政治家や国防軍の高官たちは明らかに理性を失い、感情的に発言することが増えてきました。
まるで、ウクライナ戦争が勃発した時のNATO高官や欧米諸国のトップと似たような反応が起きています。昨年は、ロシアを批判するヒステリックな発言が多かったですが、今年はイスラエル政府の発言が過激さを増しています。
ネタニヤフ首相を始め、過激思想を持つ「シオニスト」であるアシュケナージ系ユダヤ人たちは、80年前のナチスドイツによるホロコーストへの恨みと恐怖がまだ残っているのかもしれません。しかし、彼らこそナチスそのものです。
また、彼らは聖書に出てくるエジプトから脱出したユダヤ人の血筋ではないにもかかわらず、神に選ばれた優秀な民族であるという危険な「選民思想」を持っています。だから、パレスチナ人を虐殺してもいい、と考えているわけです。
結局、自分たちへの差別意識が「逆差別意識」となり、トラウマと思い込みが激しいのが白人の顔をした悪魔崇拝者の本当の姿です。彼らが、ホロコーストの時代を生き延びることができたのは、利用価値があったからです。
ガザ全住民をシナイ半島に移送:流出したイスラエル秘密政策文書の全貌。ネタニヤフ首相の「出口戦略」か
(出典:2023年11月1日 Yahooニュース)
神との「約束の地」であるイスラエルに入植したまでは順調でしたが、2023年10月7日に始まったハマスによる奇襲作戦から世界中のメディアが本当のことを報道し始めました。世界中の人々が、シオニストが支配するイスラエルという国を認めていないことは明らかです。
パレスチナ人のほうこそイスラエルに住む権利があり、逆に偽ユダヤ人を追い出すということになりかねない中、慌てたイスラエル政府や国防軍はむきになって怒るようになりました。もはや、イスラエルには外交的に停戦交渉することが不可能になったように思います。
復讐心だけでパレスチナを攻撃しており、これからも徹底的にパレスチナを破壊し尽くすつもりです。それを止めるのがアメリカの役目であるはずですが、バイデン政権はカネ儲けのために武器弾薬を売りつけることしかできません。
イスラエルのネタニヤフ政権は、バイデン政権の閣僚たちと会談を行っていますが、一部の報道ではガザ地区からパレスチナ人を追い出し、エジプトのシナイ半島に難民キャンプを作ってパレスチナ人を収容することを検討しているとのことです。
エジプトのシシ政権は、パレスチナ難民を入国されたくない方針ですが、シリアやヨルダンなどの周辺国もパレスチナ難民を受け入れることになれば従うしかないように思います。遠すぎる日本に難民が来ることはないですが、日本もパレスチナ人を支援する動きが始まっています。
東地中海パイプライン破綻の報道でトルコ政府が代替エネルギー経路を検討
(出典:2022年1月21日 ARAB NEWS)
そもそも、2001年9月11日にアメリカが同時多発テロ事件を自作自演した理由は、イラクにある豊富な油田を奪うことでした。もし今回のハマス奇襲作戦もイスラエルが仕掛けたことだとすれば、天然ガス田を独り占めするのが目的であるように思います。
ロシアからの石油・天然ガス供給を止められ、西アフリカ諸国が次々とクーデターを引き起こされて閉め出されたヨーロッパ諸国は、ハイファ沖(地中海)で発見された天然ガスを何とか手に入れたいと思っているのは間違いありません。
昨年、イスラエルとエジプト、そしてEUは天然ガスヨーロッパに輸送する覚書に調印し、ギリシャとイタリアを経由してヨーロッパに供給するパイプラインの建設が始まっていました。ところが、「東地中海パイプライン」と呼ばれるプロジェクトは中止される可能性が出てきました。
2025年までにパイプラインを完成させる予定でしたが、ガス田がガザの沖合に位置しているために様々な妨害工作が起きることが考えられます。だから、ガザに住んでいる全てのパレスチナ人を追い出したいということです。
イスラエル、シェブロンに大型ガス田の操業停止命令−戦闘激化で
(出典:2023年10月9日 Bloomberg)
このガス田の開発を行っているのがアメリカの石油メジャー「シェブロン」であり、戦争が始まった数日後に工事を一時停止したと報道されました。しかし、昨日には開発生産を再開したと発表されました。
暴発も不発もダメ、地熱開発なぜ難しい 相次ぐ断念、「リベンジモデル」熊本に<宇野沢編集委員が読み解く>
(出典:2023年8月8日 北海道新聞)
シェブロンと言えば、今年6月29日(611)に北海道蘭越町で三井石油開発と地熱資源を開発し、ヒ素を含んだ水蒸気が100メートルの高さにまき散らしたことで有名です。また、昨年8月8日(16)には、北海道長万部町の神社敷地内で水蒸気が30メートルの高さまで噴出しています。
距離で言えば100キロ以上ありますが、2町しか離れていない道内で2年連続してこのような不可解なことが引き起こされたのには意味があり、来年も北海道で何らかの大きな出来事が起きることが予想されます。
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