菅首相「通学路の総点検を行う」小学生5人死傷事故受け
(出典:2021年6月30日 Yahooニュース)
菅政権が発足した約10ヵ月、ただ下を向いて原稿を読むだけであらゆることが何も解決しないままにいよいよ東京オリンピックを開催しようとしています。
当然、「通学路の再点検を行う…」と発言しただけであり、これから札幌市の危険な交差点やトラックがすごいスピードで通り抜ける道路で事故が起こる可能性があります。これまで、道警はスピード違反の取り締まりを実施してきましたが、それだけでは足りないように思います。
結局、毎朝夕に子どもたちが登下校する際に実施しなければ意味はなく、そもそもトラックが80キロで走る道路を歩かせる通学路が存在すること自体に問題があるわけです。バスで送迎するか、親が車で送迎するしかないのが現状です。
児童に突っ込んだ60歳のトラックドライバーは、昼飯時に飲酒した後にトラックを運転していたことがわかっています。なぜ政府は、各自動車メーカーが開発したアルコールの呼気を検出するシステムを正式に義務化しないのでしょうか?
トラック“白ナンバー”なら……「飲酒検査」義務ナシ 相次ぐトラックの飲酒事故 実態は?
(出典:2021年6月29日 Yahooニュース)
ドライバーの飲酒を検知器で正確に判定し、エンジンがかからないように設定することはそんなに難しいことではないと思います。また、「黒い影が出てきた…」と発言しているのが気になりますが、それが原因で急ハンドルを切って電柱にぶつかって暴走したということです。
誰でも人間は年を取ると、脳の演算速度が低下して脳がそれを補おうとするので、勝手に判断してしまうことがあります。交通事故で多い証言として「幽霊を見た…」というのも、その類ではないかと思われます。
いわゆる88歳の「上級市民」が、池袋をプリウスで暴走して母子を事故死させたのも、それが原因であるように思います。つまり、アクセルを踏んでいるのにかかわらず、脳がブレーキを踏んでいるという信号を出し続けているわけです。
ドライバーの嘘をクルマは見抜けるのか高齢者の事故解明と運転力維持のための方法
(出典:2021年1月11日 ベストカーweb)
高齢者になると錯覚を起こしやすくなり、強引な判断をする傾向が出てくるものです。短期記憶容量の低下と想起力の低下、そして演算スピードの低下が結びつき、何らかの急変事態が起こると極端な判断を脳が勝手にすることがあります。
このような判断は、大量にアルコールを飲んだ時の典型例ですが、不眠や過労状態でも起こしやすくなります。車をゆっくり走らせているのに、脳の容量が低下して高速で運転しているように視野狭窄を起こすこともあります。
高齢者というのは基本的に不眠状態が続いており、生理的にそうなっているので早起きだから昼間は半分寝ぼけているように思います。そして、さらにそこへアルコールが摂取されると、脳は正常ではなくなります。
帰宅した後の飲酒は習慣的な行動であるとしても、このトラックドライバーはすでに200キロ以上も運転していました。事故現場は自宅からすぐ近くであったことから、農道の直線道路で安心したのかもしれません。
住宅地の多くは、下校中の小学生が道路を渡ったり、夕方に高齢者が散歩したりする光景があります。また、学習塾やスポーツジムなどの習い事で、我が子を車で迎えに来たお母さんがゆっくりと軽自動車を走らせる中、早く家に帰りたい業者の軽トラも後ろから抜いてくることがあります。
日本では高齢化がさらに進み、48歳の私も他人事ではなくなりつつあります。軽トラやバンは、配達など仕事に使っているのに白ナンバーであることも問題です。事業に使うときは運転前のチェックを義務付ける必要があると思います。
運転者の眠気、CO2量で検知 ホシデンが車内装置 アロマや警告音で注意喚起 2020年までに量産めざす
(出典:2016年4月15日 日本経済新聞)
例えば、「CO2センサー」という商品が3000円程度で販売されています。車の窓を締め切り、換気を遮断するとすぐに眠くなる原因は実は「二酸化炭素」と言われています。信号などで前の車やバイクが排気するのを嫌がり、外気導入を切っているドライバーはセンサーが役に立ちます。
自動車メーカーやグレードによって安全装置の水準は変わってきますが、それでも事故は起こる確率を少しでも減らす努力は必要です。5年後、車種やグレードによって安全度にかなり差がつくようになるものと考えられます。
メディアはドライバーのせいにしていますが、国交省が全ての安全装置の導入を義務付ければいいだけのことです。各自動車メーカーはすぐ対応できるので、要するに地域差や個人差があることがわかります。
国会議員の平均所得2416万円
(出典:2021年6月30日 共同通信)
政令市長の平均給与1765万円
(出典:2021年6月30日 共同通信)
まず、国会/地方議員に2000万円もの税金を所得として計上することをやめるべきです。公務員もそうですが、所詮、私たちが払った税金で暮らしているわけですから偉くも何ともないことに気づくことです。
民主主義社会では、議員というのは市民の召使いであり、御用聞きなはずです。なぜ政治家を先生と呼ぶのか、今後、意味を知らずに奇妙なことをいう連中を排除することから始める必要があります。
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