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千葉 八街児童5人死傷事故逮捕の運転手“帰る途中酒飲んだ”
(出典：2021年6月29日 NHK NEWS WEB）
千葉県八街市で、下校途中の小学生の列に大型トラックが突っ込み、児童5人がはねられて2人が死亡し、1人が意識不明の重体、2人が大怪我をして病院で手当てを受けています。
亡くなった2人のご冥福を祈ります。集中治療室にいる子どもは、何とか回復して欲しいですが、それにしても今回の事故が起きた「八街市」では、5年前の2016年にも市内の別の通学路で登校中の児童の列にトラックが突っ込み、4人が怪我をする事故が起きていました。
この時、被害に遭ったのも同じ市立朝陽小学校の児童であったと言います。今回、事故が起きてしまった道路については、今年3月の工事で道が新しくなってから走りやすくなり、ガードレールもない通学路を80キロの猛スピードで走り抜けていくトラックが増えていたようです。
「コンビニ袋いっぱいの缶ビールとカップ酒が…」千葉・八街“飲酒暴走”児童5人死傷《整備員が見た梅沢容疑者のトラック車内》
(出典：2021年6月30日 文春オンライン）
「畑道を爆走するトラックの危険性」を懸念する声が、近隣住民からあがっていました。事故現場のほど近くにある梅沢容疑者の自宅から細い道路を一本挟んだまさに目と鼻の先に、亡くなった児童たちが通う朝陽小学校があり、梅沢容疑者は同校の卒業生です。
また、梅沢容疑者の自宅の横には、両親が営む雑貨屋があり、朝陽小学校が指定する体操服や文房具を扱い、昔から朝陽小学校に通う児童たちに親しまれたお店で、放課後にお店に駄菓子を買いに来る小学生の姿がよく見られているわけです。
長年住んでおり、土地勘もあった梅沢容疑者ですが、田舎の通学路はスピード違反で通り過ぎるマナーの悪いトラックの通り道になっている場所が全国各地にあります。しかも、歩道がない「スクールゾーン」です。
近隣住民は、「いつかまた事故が起きるのでは…」と思っていたようですが、なぜか歩道と車道を分けることを主張する人がいません。当然、政治家稼業をビジネスと割り切っている市議や県議からはそんな発想など出てくるわけがありません。
毎日パトロールしている警察官もサラリーマンでしかなく、こうなるとは思わなったことは問題です。結局、日本人というのは自分の子ども以外の安全など考えていないのかもしれません。学校の先生や教育委員会は、この道路を自分の足で歩いたことがなかったのでしょうか？
いよいよ日本はアメリカのように、保護者が我が子を毎日車で送り迎えする必要が出てきています。幼稚園や保育園まではバスが出ていますが、小学生からは基本的に徒歩で学校に通います。自分の足で目的地まで歩くことは大事ですが、それは安全性が確保できていることが条件です。
国会議員の所得公開北海道選出議員は平均1937万円
(出典：2021年6月30日 NHK NEWS WEB）
明日の日本を担うと期待されている子どもたちを大切にしない証拠として、税金の使い道が挙げられます。居酒屋でのどんちゃん騒ぎに税金を使いながらコロナに感染する政治家は、平均2000万円の所得があります。
さらに、自治体の役人も高額収入を得ていますが、退職時には更に巨額の退職金をもらうことになっています。しかし、その税金を子どもたちを守ることに使おうという発想は全くないわけです。そして、親や保護者が市議や道議に主張しないのも問題です。
私は、1972年に札幌で生まれましたが、48歳となった今でも日本人は子どもを大事にしていないと強く感じています。学校教育や家庭教育レベルが低いため、日本で生まれ育つことがリスクであるように思います。
スピード違反がなくなる？ ISA(自動速度制御装置)が義務化される日
(出典：2021年6月4日 Yahooニュース）
一方、アメリカは自治体や地域によって治安の良し悪しが変わっているので、少しでも安全な地域に移動する傾向があります。しかし、貧富の差が激しいために人生のほとんどを生まれ故郷で過ごす家庭も多いのも現状です。
他方、ヨーロッパでは日本の政治家よりも安全性について市民と話し合ったり、予算を出すために奔走することが多いと思います。それでも事故は起きるので、何度も話し合って良くしていくしかないということです。
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