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これまでの伝染病の歴史とその後の社会的な変化について


パンデミックの歴史、スペイン風邪の猛威とインフルエンザの起源
2020年2月10日 DIAMOND Onlineへのリンク画像です。

(出典:2020年2月10日 DIAMOND Online)


世界の歴史を正しく振り返ってみると、これまで数回の世界的規模のウイルス大流行(パンデミック)として記録されています。


特に、14世紀に起きたペストの大流行では、世界で1億人ほどの人々が命を落とし、当時の世界人口4億5000万人から3億5000万人にまで減少させたと言われています。ヨーロッパでは、70年間の間に当時のヨーロッパの全人口の30%〜60%が死亡しているようです。


また、イギリスやイタリアの村では人口の80%が死亡したところもあるとされています。ペスト(黒死病)は、完全に社会構造を変化させてしまい、現代にまで至る痕跡を残すほどの打撃を与えています。


14世紀にヨーロッパで猛威をふるったペストは、そのまま放置すると肺炎などによって死亡率が100%であったことや、治療行為を試みたとしても死亡率が30%〜60%もあり、皮膚が黒くなり死んでいったので「Black Death(黒死病)」と呼ばれるようになったと言われています。


この大量死の恐怖は、当時のヨーロッパの人々にとって決して忘れることのできない記憶であり、歴史的な出来事として今も深く刻み込まれており、現代に至るまで多くの人々が恐れているわけです。当然、新型コロナウイルスに対しては記憶を呼び覚ますものになっていると思われます。


新型コロナウイルスの流行で露わになった「世界の人種差別」
2020年2月10日 朝日新聞GLOBEプラスへのリンク画像です。

(出典:2020年2月10日 朝日新聞GLOBEプラス)


14世紀に中世ヨーロッパで流行した黒死病(ペスト)ですが、と言われていたが、最近の研究で、ペストではなく、エボラ出血熱のようなウィルス疾患であったわけで、現在と全く同じ状況で時代の転換点となっており、疫病や大地震、巨大台風・大津波が起こっています。


当時、ヨーロッパの最新医療事情としては、ローマ帝国時代に解剖学や生理学などの学問そのものが存在していなかったことがわかっています。


ヘレニズム文化が花開いたギリシャでは、医療技術がかなり進みましたが、オスマン・トルコなどのイスラム諸国にだけ取り入れられ、たくさんのギリシャ医学文献がアラビア語に翻訳されていきました。


実は、病院という仕組みを作ったのもイスラム諸国であり、その後は「レコンキスタ」が起こってアラビア文明がヨーロッパにも入ることになり、ようやくギリシャの医療技術がヨーロッパ全土に知れ渡ることになります。


ペスト ノミが媒介 かつて「黒死病」と恐れられ
2019年12月2日 読売新聞よみドクター(読売新聞の医療・健康・介護サイト)のリンク画像です。

(出典:2019年12月2日 読売新聞よみドクター:読売新聞の医療・健康・介護サイト)


14世紀以降、ヨーロッパの最新医療は、キリスト教と哲学をベースに精神と肉体を癒すという発想を持つようになりましたが、黒死病という恐ろしい伝染病が十字軍の遠征によってヨーロッパ各地で蔓延していきました。


特に、イタリアでは現在と同じような疫病、イナゴの大群、大地震、そして洪水が各都市を襲いました。また、イギリスとフランスによる100年戦争の時も、ペストが各地で蔓延したという記録があります。


当時、ヨーロッパの医者たちのほとんどが感染症について何も知らなかったこともあり、人々が集まる公衆浴場や商店街などのあらゆる市場が閉鎖されたと言われています。そして、急激に人口減少が始まり、最終的に生き残った人には富をもたらす結果となりました。


そうして、いよいよ14世紀後半頃から「ルネッサンス」が開花させていきます。「ルネッサンス」とは、再生や復活を意味するフランス語ですが、ギリシャ文明やローマ帝国時代の文化を復興しようとする文化運動のことです。


人類はもう“賢者の石”を使い果たした(前篇)
2015年3月5日 DIAMOND Onlineへのリンク画像です。

(出典:2015年3月5 DIAMOND Online)


14世紀後半、最初にイタリアで始まってからやがて西ヨーロッパ諸国に「文化推進運動」として広がっていきました。そして、政府や教会は富裕層へ重税を課すようになって社会的混乱が始まり、いよいよ封建制度から絶対君主制へと移行していくわけです。


ところが、この社会的混乱の原因は「金融業(金貸し)を営むユダヤ人たちのせい」ということになり、「反ユダヤ主義」が台頭してきました。ユダヤ人の多くはポーランドなど東ヨーロッパに流れていきましたが、後にナチスドイツによってホロコーストの犠牲者となりました。


当時のヨーロッパでは、16世紀頃に警察組織と公衆衛生管理組織が設立されました。当時は、現在のような予防のための医療ではなく、感染者の隔離と都市封鎖、検視なしでの遺体の焼却など、中国・武漢の隔離病棟を人民解放軍の医療班が実施しているのと全く同じです。


新型コロナウイルスは生物兵器なのか? 中国政権による細菌戦争の意図とその可能性を探る
2020年2月15日 大紀元 EPOCH TIMESへのリンク画像です。

(出典:2020年2月15日 大紀元 EPOCH TIMES)


新型コロナウイルスがいつ収束するかについては、依然として全くわからない状況が続いていますが、このような世界流行(パンデミック)が完全に落ち着いた時、一体どのような世界に変わるのかは、まず生き残っていれば見ることができると思います。


そのためにも、まずは「免疫力を高める」ことが重要です。次に、「手洗い」と「うがい」、そして外出する時は必ず「マスク」をすることです。

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新型コロナウイルス騒動の裏で、反・中国共産党の反乱軍が登場
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