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現在の「不遇の知識人」と「出世する知識人」の差について


安倍政権の選挙狙い「就職氷河期世代」支援が酷い!
「人生再設計世代」と言い換え、劣悪労働押し付け、派遣会社への利益誘導も

2019年6月1日のエキサイトニュースへのリンク画像です。

(出典:2019年6月1日エキサイトニュース)


テレビや新聞、雑誌などでインタビューを受けるなど、この時代に着々と「出世する知識人(学者・評論家)」というのは、安倍政権に「忖度」した言い方しかしないのが特徴となっています。


N国党の立花代表のような宣伝するだけの人物は、それが仕事だから滅茶苦茶やっているだけですが、大学教授や経済評論家のほとんどは権力を持つ政治家を刺激しないようにしているのが現状です。


一方、仕事のオファーが来ない「不遇な知識人」の多くは、正直者で権力に無頓着、そしてマスメディアの意見とは全く逆のことを述べる特徴があります。そうすると、社会的な待遇がさらに悪化するようになり、本当のことを述べているにもかかわらず、政治家は権力を崩してくる危険を感じて冷遇されるわけです。


そのような状況の中、反対意見を述べ続けていくと、やがて危険人物と認識されるようになり、個人的に仲が良い関係者からもいきなり攻撃を受けるようになり、個人ブログだけで意見を述べるか、あるいは大人しく引き下がりながらしばらく社会を漂流するしかありません。


私は、大学に勤めているほとんどの政治学者や経済学者は、予算をもらいながら簡単な研究内容ばかりを選び、難しい研究を一切しないために本当のことを知らないまま、2020年代に向かおうとしているように感じています。


生物学や医学も同様ですが、どの分野であっても社会的に出世すること、つまり成功を目指す人間が多いので自然とそういう状況にならざるを得ないわけです。結局、出世のツールとして口裏合わせをしているだけであるということです。


英語民間試験 123億利権に群がった役人・教育者・企業たち
2019年11月11日のライブドアニュースへのリンク画像です。

(出典:2019年11月11日ライブドアニュース)


一方、物理学者などは社会的にはほぼ無関係ということで、他分野の学者よりも楽しく穏やかに生きています。しかし、国際政治や金融などの分野は利権絡みでできているので、身の危険を感じる「闇の世界」について語ることになりがちです。


だからこそ、「情報リテラシー」を身に付けていくと、最終的には陰謀論などの不思議現象やUFOなどの話に至ってしまうので、今の時代ではかえって安心されることもあります。なぜかと言えば、ユニークな人間として扱われるようになり、学者として無能さがバレないで済むこともあるからです。


ちなみに、私は幽霊やUFOなど不思議な現象を一度も見たことがありません。日の出や夕焼け空、星空を数分眺めることはあっても、長々と観察することはありません。ただし、幸運なことは大事な時によく起きているように思います。


子どもの頃にアメリカの小学校・中学校に通うことになったことで、日本の学校教育を受けずに済んだことや、日本の会社に就職せずに自分で起業し、20年以上も経営者として現在も「会員制語学スクール」を運営できています。


私の人生の岐路を振り返ってみると、幸運そのものが転換期になっています。仏教徒や神道の家庭の出ではないので、御利益があると言われる寺や神社に通ったこともなく、日本のプロテスタント教会に顔を出すとなぜか牧師が怒り出し、追い出されてしまったことは何度もありました。


若い頃にアメリカで暮らしていたので、旧約・新約聖書は何度も読み返しましたが、南無法蓮華経や南無阿弥陀仏などの経文の意味はよく知りません。ただ、寛容な心で何かつぶやけばそれでいいのではないでしょうか?


いずれにしても、日本語で難しい教義など聞いたところで理解できない人間にむかって神も仏もないのかもしれません。幸運が何度も訪れるようになれば、人は世界を肯定的に見るようになると思うわけです。

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