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毎週土曜日開催の「情報リテラシー」のワークショップについて


アジア株、各地で大きく下落 日経平均は反発
2020年3月23日 BBCへのリンク画像です。

(出典:2020年3月23日 BBC)


3月1日からの教室休校期間中、私たちAtlasでは「情報リテラシー・コース」のワークショップを開催しました。しかし、16日に開校してもウイルス危機は終わっておらず、株式市場の乱高下は続いています。


3月に入ると、欧米諸国を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、日本国内では収束ムードが漂っているように見えますが、安心して花見客が多い場所や数百人が集まるイベントには行くべきではないかもしれません。


とは言え、「集団免疫」という概念で考えると、若い人たちを中心に私たちの体内には自然と抗体ができており、抵抗力と免疫力によってこれ以上症状が悪化することは阻止されることになるというわけです。


例年のように、冬にかけてインフルエンザは流行しますが、新型のコロナウイルスの流行も誰もがいつか自然に受け入れるようになると思われます。だからこそ、過剰な心配をせずに気ままに生きていく必要があります。


さて、「情報リテラシー」のワークショップに参加していただいた方々の中には、最初は深刻な顔をされている人がいました。私自身、3月16日の札幌駅前教室を開校する月曜日までは、毎日のように朝から妙な予感がし、何やら胸騒ぎもありました。


昼頃には、軽い頭痛がするようになり、寝るまで何か大変なことが起こるようになると感じていました。テレビや新聞、ラジオは、新型コロナウイルス中心の報道しか聞こえないまま、札幌の街を移動していました。


ワークショップに参加された方の表情は、今こそ穏やかになりつつありますが、一歩街に出れば本当に深刻な顔をしている人々で溢れています。「コロナウイルスは怖いですが、どうしても打開策について話を聞きたい」というメールは今でも来ない日はありません。


そして、いよいよ問題は「ウイルス」よりも「経済」になりつつあります。私は、まだ「令和大恐慌」には完全に突入しているとは考えていません。なぜかと言えば、アメリカのトランプ大統領を中心に各国政府がもうしばらくは金融市場を支えようとするからです。


実際に、3月のニューヨーク・ダウ平均株価の大暴落は、新たな金融危機の始まりであり、そして90年ぶりの世界大恐慌に突入するためのサインであるということです。すでに始まってはいますが、もう少しだけ猶予があるものと思われます。


日銀、ETF購入を12兆円に倍増 利下げは見送り
2020年3月16日 日本経済新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年3月16日 日本経済新聞)


日本でも、安倍政権が総額12兆円のETF買いを行うと公表し、株価をコントロールしながら「官製相場」を続けるつもりでいます。これで何とか形だけは、小康状態を保つことになるということです。


一方、欧州連合(EU)も大勢の感染者を出しながらも金融緩和(紙幣を大量に印刷)という違法を繰り返すことで、何とか株価の暴落を下支えして食い止めるしか、もはや方法がないと考えています。


ところが、その金融緩和についてもいつ国債や社債が大量に売られ、金利がいつまた上昇し始めるのかさえわからない状況にいます。安倍政権は、「非常事態宣言を出すための特措法の改正」を施行させ、トランプ大統領は新型コロナウイルス対策で「国家非常事態宣言」を出しました。


札幌駅前LSの通常開校と「情報リテラシー・コース」のワークショップについて
2020年3月16日 日本経済新聞へのリンク画像です。


そのような状況の中、私は一人でも多くの日本人に現状について詳しく伝える必要があると考え、自主的な判断で「情報リテラシー」のワークショップを開催することにしました。6名までなら可能なJR札幌駅向きのルームを使えました。


実は、北海道や札幌市、そしてテナントビル側もイベントの開催を禁止にはしていないわけです。全ては自主規制の自粛というのが現在のフェーズであるということです。ワークショップは、毎回5名前後の参加者を入れています。


申し込み人数はもっとありましたが、「ウイルス感染が怖い…」ということでした。参加者は、必死の思いで私の話を聞きに来ていたように思います。当初、私が現状について話している途中で、笑いを取る話をしても本当に笑っていない声が聞こえていました。


私は、普通の人の感覚とは異なる部分を持っているのを知っています。単に、アメリカで育ったからという文化・習慣の違いではなく、何か違う自覚を持ちながら日本で生活してきました。それこそが、私が国内外情勢を分析するために必要な感覚であるということです。

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