昨年6月の第1回米朝首脳会議からG20直後の電撃的な板門店での米朝会談現在まで、なかなか非核化が進まない中で不愉快な思いをしながら、私は「北朝鮮の動き」を追い続けてきました。
そもそも、私たち日本人がこの「北朝鮮」という国を、建国以前からの歴史から現在までを理解することができるのはいつになるのでしょうか?
北朝鮮の独裁体制の中心人物である金正恩(キム・ジョンウン)は、中国人からは、金三胖(キム・サン・パン)と呼ばれています。その呼び名は「朝鮮の金(キム)王朝の3代目のデブ」というなのです。
正しく歴史を振り返ってみると、1910年の日韓併合前には民族解放運動が何度も起き、その後も暴力的な抗日的な独立運動からの武装闘争まで発生しています。そして、今年2019年は、1919年に起きた「3・1運動」から100年が経ったということで、「光復(独立)年」のイベントが韓国各地で行われています。
当時、金正恩の祖父である北朝鮮建国の父である金日成(キム・イルソン)が、どのようにソビエト連邦によって民族の英雄として演出されたかが、本当の歴史を知る上で重要になってくると思われます。
血筋から言えば、私には朝鮮半島からの血が半分ほど入っているわけですが、そもそも「朝鮮」という国が生まれた本当の歴史や「韓国」という国について日本人が背負う責任などもコラムにしていく予定です。
一方、私が教育を受けたアメリカについてですが、ジョージ・ワシントン初代大統領から現在のトランプ大統領までのアメリカの歴史についても、今こそ私たち日本人が正しく理解していく必要があるように思います。
つまり、世界史の新しい本当のことを知るためにも、語学力向上以外に大胆な試みとして歴史を正しく学んでいく意義があると思うわけです。
この半年で考えると、私は毎日のように英語や日本語で書かれたたくさんの報道記事を読み、たくさんのテキストを書きました。そして、予測して書いてきたことがいよいよ起こり始める中、今後は何を積み上げていくべきなのかがわからなくなりつつあります。
私たちAtlasマンツーマン英会話と一緒に語学学習と情報リテラシーを学んでくださっている皆さんに、さらに何を見つけ、どのように行動していくことができるのか。そのことで私は悩んでいるわけです。
特に、令和になって現在まで様々なことを考えた私は、それでも大きく動き出した国内外情勢の変化を読み取り、分析しながらその先を予測するという、人生の大きな課題に対して何とか前に進んでいこうとしています。
私自身、20年以上暮らしたアメリカから帰国して今年で20年が経ち、8月で47歳になろうとしています。そろそろ自分の人生の終わりに向かって、知識や思想で大きな仕事を準備をし始めなければならないと以前よりも深く考えるようになりつつあります。
ところが、運動不足の体が脳を支えきれなくなっており、さらに老眼も進んでいる中、移動するだけでも疲れがたまるようになり、何とか自分の体調と相談しながら仕事をこなしているというのが現状です。
これは誰もが同じ空間と時間の中にいることから、誰もが同じような苦しみや悩みを抱えていると思うわけです。世の中の人は、人それぞれ自分の苦しみを抱えながら生きています。だから、自分の苦しみを特別扱いすることなどできません。
結局は、何でも我慢するしかなく、人生そのものが我慢の連続であって、最近は特に我慢しながら忍耐強くなることが求められているように感じます。どんなに辛い状況にいても、自分が選んだ「道」は死ぬまで続けることしかないということです。
これからも同じように、日々コツコツと歯を食いしばって、前に進んでいくしかありません。
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