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首都圏や関西圏から離れ、避難するための移住先


一般財団法人地域活性化センター内 「おすすめの移住先25選」
2020年8月27日 JOIN 一般社団法人 移住・交流推進機構へのリンク画像です。

(出典:2020年8月27日 JOIN 一般社団法人 移住・交流推進機構)


このようなランキング形式にした情報というのは、情報そのものが「希望的観測」で選ばれており、情報そのものが正確ではないように思われます。


2020年8月現在、まず移住先としての「九州」は4年前の熊本地震などを考えても、地震に伴う火山噴火のリスクが高く、積極的に移住することは勧められません。


また、6月に発生した豪雨によって川が氾濫し、家が床上浸水する事態になったことで、よくよくその土地周辺の地形を調査してから家を購入する必要があります。


さらに、安全な場所に住んでいると思われる方も油断するべきではなく、「いつ何が起きてもおかしくない…」と多少の危機感を持っておくことです。実は、最も安全な場所が広島県から岡山県にあたる、「瀬戸内海沿岸地域」です。


首都直下地震被害想定 死者約2万3000人
2019年11月25日 NHK 災害列島へのリンク画像です。

(出典:2019年11月25日 NHK 災害列島)


首都圏直下型地震が起きた時、「中国地方(山陽)」には首都圏からの避難民たちが通り過ぎるだけになると思われます。関東から逃げてくる避難民たちは、まず名古屋や大阪を目指す可能性があります。そして、そこであぶれた者たちが福岡を目指すというわけです。


2011年3月11日に起きた東日本大震災(震度7)で明らかになったことは、大勢の人々や企業が大阪や名古屋、そして福岡などの大都市圏を中心に避難しています。その間にある広島や岡山には、数か月経ってから移住者が増えています。


特に、岡山県はネット上での口コミの通り、地震が少なく、活火山もないことで安全な場所として認識されているようです。実際に、中国地方の求人数が都道府県別で最も多く、移住しやすいということです。


とは言え、国道沿い山陽新幹線の駅近くよりも多少離れた場所を選ぶ必要はあります。中国地方に限らず、地元出身者が多く、しかも地元民の結束が強い地域ほど安全であるのは誰の目にも明らかです。


次に安全なのが太平洋側以外の「四国」であるように思います。四国は、北海道と同じく本島から切り離されているので、首都圏から逃げてきた避難民たちが徒歩では入りにくくなっています。本土(内地)のことしか考えられない暴徒化した避難民たちから距離を置くことができそうです。


また、移住地としては穴場と言えますが、中国地方の山陰は雪が降るので寒さから避けようとする傾向が見られます。鳥取県などでは地震がたびたび起きていますが、安全な場所であることには間違いありません。


九州は、大都市の福岡市にはすでに多くの外国人が住んでいます。有事が起きた際、中国本土や台湾、韓国から難民が来る玄関口となるのが福岡県や佐賀県の沿岸です。首都圏からの避難民たちも最終地点として福岡市を目指してくるものと考えられます。


首都直下地震の被害想定と避難者・帰宅困難者対策の概要について
2006年8月16日 内閣府 防災情報へのリンク画像です。

(出典:2006年8月16日 内閣府 防災情報)


当然、危険度の高い阿蘇山などの活火山からは少し離れ、首都圏から最も遠い鹿児島県や熊本県は初期の避難民たちが歩いて来ることは難しいため、最も安全であるように思います。さらに遠い北海道や沖縄は、そういう意味では理想的です。


冬は氷点下になる寒さを苦にしないなら「北海道」は安全です。「沖縄」は、台湾や中国領海に近いので尖閣諸島周辺での緊張状態は続いていますが、在日米軍が居る限りは首都圏より安全であることは明らかです。


四国南部は、地震や津波の可能性はありますが、移住地としては悪くないと思います。和歌山県や京都府は、都市部から離れれば離れるほど安全です。


「北陸」は、首都圏から大勢の初期避難民たちが押し寄せて来る可能性があり、関西や中部ほどではないですが注意が必要な地域です。特に、新潟県や長野県に隣接している富山県は注意が必要です。


北陸新幹線の終点駅である石川県の金沢市と、北陸本線沿線の駅や幹線道周辺は避ける必要があります。関西地方でも、滋賀県や奈良県の山中などはそこまで行くこと自体が困難ですが、都市部には初期避難民たちが逃げてきます。


首都直下地震における被災自治体 支援のあり方検討報告書(関西広域連合広域防災局)
2017年11月 関西広域連合広域防災局へのリンク画像です。

(出典:2017年11月 関西広域連合広域防災局)


特に、大阪府全域や京都市、神戸市などはリスクがあります。東海地方も、人里離れた山中などは安全ですが、東海道線沿線や幹線道周辺、愛知県の都市部は初期避難民たちで溢れかえります。


愛知県は首都圏から近いので、初期避難民の集積地になる可能性があります。名古屋から西に行くに連れて危険度は薄れていきますが、都市部はリスクが高いと思います。一方、農地であってもポツンと一軒家があるところでは略奪の対象になる地域も出てきます。


「東北」は、9年前に発生した福島原発メルトダウンに伴う放射能汚染があるため、移住することをお勧めできませんが、それでも住むなら山形県や青森県の日本海側です。それ以外の地域は、どこに放射能のホットスポットをあるのかを調べる必要があります。


東北南部は首都圏に近く、初期避難民たちが押し寄せて来ます。特に、完全に首都圏に依存している仙台市は大きな打撃を受けると思われます。このように考えていくと、寒さを避けると同時に職を求めて西日本に逃げる傾向が見受けられます。


コロナ禍、台風直撃、首都直下大地震、富士山噴火…悪夢の4重苦
2020年8月23日 @niftyニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年8月23日 @niftyニュース)


最後に、首都圏から近い甲信越や静岡県は、首都圏直下型地震が起きると数日で大勢の初期避難民が押し寄せ、最前線となって治安が悪化していきます。それでも首都圏に残るよりはまだマシであると思います。


危険を察知して、どうしても地方移住するということであれば、北海道と沖縄県、また離島がお勧めです。また、人里離れた山中でも豪雨や台風、火山噴火のことも考えておくべきです。その後、「南海トラフ巨大地震」が確実に起こります。

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