注目集める「コロナまとめサイト」高校生ら開発、1日1万アクセス
(出典:2020年5月15日 神戸新聞NEXT)
実は、このコラムは現役の高校生が暇を持て余して読んでいるようです。中学生からの質問メールも来ているので、これから彼らに期待していく価値は十分にあると思います。
学問というのは、「難しい」と思うから難しくなるだけです。中学生であっても大学生の読むような本は読めるわけです。私は、中学生の時に地元紙の「Los Angels Times」を読んでいました。
普通、学校で習っていない熟語や英単語、記号などが出てくるから「難しい」と思い込むわけですが、大人もまずは先入観を捨てることです。物事の基本的なことは、小学生でも考えられるようになっています。
普段、何気なく習慣になっていることを分析していくだけでも、それが正確な視点になっていくこともあります。何事もシンプルに考えるほうが正しい方向に向かいやすく、自分の知っていることが他者にとっては初耳であることや、目から鱗の話であることもあります。
脳の海馬を鍛えるシンプルな5つの方法
(出典:2020年5月6日 STUDY HACKER)
だからこそ、誰かが知っていることは私たちにとって価値があると思うような話かもしれないわけです。私は、このコラムやメッセージを通じて読者やセミナーの参加者の皆さんに少しでもこの問題を自分の中に落とし込んでシンプルに考え抜いてほしいと願っています。
さらに、それをたまり場で誰かに話すことで議論を発展させてほしいとも思っています。また、このコラムを読んだ議員や官公庁に勤める役人、そして会社経営者たちの手で政策が変われば世界が進む方向を少しでも正すことができるかもしれません。
もはや、年齢や経験、学歴などは関係なくなりつつあります。思考を文章にしたり、画像や動画にして発表することで、これまで生きてきた経験が何かに生かせないかと考えれば、自然と社会に連動していくことになります。
今年は、久しぶりに「思考させられる」方もいらっしゃると思いますが、ブレーンストーミングによって各々の解決法を見出し、他者の意見をきちんと聞ける相手を見つけておくことです。
レムデシビルに続きアビガン承認へ、コロナの治療に光は見えたか?
(出典:2020年5月11日 日経ビジネス)
新型コロナウイルスの治療に効果が期待されている「レムデシビル」ですが、厚生労働省は治療薬として承認しました。レムデシビルを開発している「ギリアド・サイエンシズ社」は、抗インフルエンザ薬のオセルタミビルの世界独占特許権を保有しています。
1996年に開発が始まり、スイスの製薬会社ロシュ社にライセンス供与されており、商品名「タミフル」として発売されています。日本製のアビガンは妊婦や若い夫婦には使えないので、アビガンより安全であるように思いますが、なぜかマスメディアは報じていないわけです。
実際に、肥満が多く、血糖値が高いアメリカ人の多くが新型コロナウイルスに感染して命を落としています。一方、イタリアでも死者数が多いのは高血圧の持病があるからと思われます。
現在、明らかのは肥満の人ほど致死率が高いということです。肥満の人は、自覚していない可能性が高いですが、糖尿病も発症していることが考えられます。実は、日本でも糖尿病を患っている人は予備軍も含めて総人口の10%に当たる1000万人以上もいると言われています。
ところが、そのほとんどが糖尿病ではないと否定しており、ハンバーガーやアイスクリーム、そしてスナック菓子を好きなだけ食べ、カロリーが高いジュースを飲んだりしているわけです。当然、外食の回数も多いのは明らかです。
新型コロナウイルス感染症の死亡率が「黒人のほうが高い」という統計が示す不均衡の意味
(出典:2020年5月11日 WIRED)
自覚していないかもしれませんが、病院の血液検査でHbA1cを計測すると、そのほとんどが糖尿病であると認定されると思われます。つまり、その1000万人が感染してしまうと、単純に命を落とす確率が高くなるということです。
要するに、安倍政権や政府の専門家会議は、新型コロナの致死率は2%程度と発表していますが、このまま感染拡大が止まらないままでは、1000万人の無自覚な糖尿病を患う人々のほとんどが命を落とすことになりかねません。
その結果として、日本国民の10%前後は新型コロナウイルスに殺される、ということは真実であるわけです。5月11日以降、若い人や高齢者が街を歩き回っているのを見かけますが、とてもリスクが高いことであることがわかると思います。
このコラムを読んだ方は、今や政府関係者や医師よりも物事に対して詳しくなっていると思います。だから、次に起きるシナリオもイメージできるはずです。そして、そのことを誰かに話してみることが必要です。
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