ウクライナ軍、東部で前進 国防次官―外相「敵の混乱は利益」
 (出典:2023年6月25日 時事通信)
ウクライナ情勢について、日本を含む西側メディアが報道する内容が本当に起きていることと全く異なることで、これから英語力と情報リテラシー力が低い一般の日本人でさえ、金融リスクから逃れられなくなるかもしれません。
ウクライナ軍の反転攻勢はことごとく失敗し、温存されている最後の特殊部隊が全滅すれば、ウクライナ軍はこれ以上戦闘行為ができなくなるところまで追いつめられています。だから、ロシアは西側メディアの嘘情報を最大限利用しているわけです。
その方法こそ、ロシア軍(プーチン大統領)と民間軍事会社ワグネル(プリゴジン代表)が争っており、ロシアは崩壊寸前であるという演技をしてウクライナ軍に油断させることです。罠に引っかかったウクライナ軍は、これから全滅させられます。
ワグネルの武装蜂起は失敗、プリゴジンはベラルーシに亡命
 (出典:2023年6月25日 Yahooニュース)
つまり、プリゴジンはアメリカのディープステートから資金提供を受け、ロシアでクーデターを起こすよう持ちかけられましたが、プーチン大統領と話し合って芝居を打つことにして、ベラルーシに亡命することになった、ということです。
プリゴジンは、ワグネルは軍用車両をロシアの各都市に移動させましたが、ロシア軍のヘリコプターがワグネルの基地を攻撃するなど一時的な戦闘が起きていました。その後、2人の間で交渉が進められ、「ワグネルがロシア軍の傘下に入る」、と合意に至ったようです。
この1年半、ウクライナ東部の最前線で戦ってきたワグネル(元囚人が大半)は、ロシア国民から尊敬されるようになりました。すでに4万人以上の死傷者を出しているワグネルは、国民から英雄とみなされています。
つまり、ロシア国民はウクライナ軍の背後に、自分たちが数百年も戦い続けたディープステートが存在していることを知っているということです。戦後教育で洗脳された日本国民とは異なり、英雄が出てくる素地があるのがロシアのような大国の特徴です。
ロストフナドヌーを去るプリゴジン氏、市民から歓声 流血の事態回避か
 (出典:2023年6月25日 Yahooニュース)
実は、各都市に駐屯するロシア軍はワグネル軍を歓迎しており、ロシア南部の都市ロストフナドヌーでロシア軍の司令官とプリゴジンが談笑している動画がアップされています。今後、プリゴジンはベラルーシに向かい、ルカシェンコ大統領と次の展開について戦略会議を行う予定です。
要するに、ヨーロッパ戦線の最前線であるポーランドとの国境線に、ベラルーシ軍とワグネル軍の連合軍がNATO軍と対峙することになるということです。残酷なワグネルの兵士たちを前に、NATO軍の兵士が正気でいられるわけがありません。
「肉弾戦」となったバフムートの戦闘シーンは誰でも動画で視聴することが可能で、おそらくポーランド軍やルーマニア軍兵士たちのほとんどが震えあがっているかもしれません。百戦錬磨のワグネル軍相手に、NATOが勝てるとは思えません。
Douglas Macgregor Straight Calls
 (出典:Youtube@DouglasMacgregorStraightCalls)
最後に、ウクライナ戦争の最新情報として、南部サボリージャ州のウクライナ軍の動きが止まり、ロシア軍が総攻撃を仕掛けているとのことです。おそらくウクライナ軍は全滅し、戦える兵士が一人もいない状態にあるかもしれません。
ウクライナ軍は、ロシア軍の攻撃用ヘリコプターやドローン攻撃で撃退され、ウクライナ軍が奪還したとされる報道は西側メディアの気休めでしかありません。また、東部ドネツク州ではロシア軍が型落ちした廃棄寸前戦車に弾薬を搭載し、遠隔操縦でウクライナ軍の陣地を爆破させています。
さらに、北部ルガンスク州でも現地で取材する独立系ジャーナリストたちの情報から、ロシア軍が優勢に戦いを進めていることが明らかになっています。もはや、日本のメディアから情報を得ることは完全に意味がなくまりました。
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