クリミア大橋爆発 プーチン氏「テロ」ウクライナ側「自作自演」
(出典:2022年10月10日 毎日新聞)
2021年末頃からアメリカを中心とした西側諸国は、プーチン大統領を集中的に攻撃して、自分たちが犯した数多くの罪をロシアになすりつけてきました。結局、全て先に攻撃しているのはウクライナ側のほうです。
しかし、ウクライナ戦争は西側諸国とウクライナ軍(アゾフ大隊)が引き起こしたことである以上、プーチンもロシア軍も自己(国)防衛を徹底するだけであり、バイデン大統領やゼレンスキー大統領が指摘する「戦争犯罪」の責任を負う必要がないわけです。
現在、ウクライナ軍の主力はカネで雇われた外国人傭兵であり、民間人を大量殺害するなど恐ろしい戦争犯罪を繰り返しています。日本を含む西側メディアは、あくまでプーチンに戦争の責任があるとしていますが正当化されないまま、戦争はさらに長期化する可能性があります。
実際に、プーチンはロシア軍全体の最高司令官ですが、憲法ではロシア連邦は共和制国家であると明記されており、行政と立法の権限バランスは「大統領制」と「議会内閣制」の特徴を組み合わせた「半大統領制国家」です。
つまり、プーチン自身はアメリカの下院議会に当たる国家院の議員、約450名の意見を尊重する立場にあります。結局、大統領といっても許される範囲内でしか権力を使えず、行動できないということです。
ウクライナ4州「併合条約」を批准 ロシア下院、ウクライナ軍は南部ヘルソン州で反転攻勢強める
(出典:2022年10月4日 TBS NEWS DIG)
ロシア軍全体の指揮権を持っているとしても、プーチンは議員たちの許容範囲でしか方針を実行できないことになります。ということは、プーチンはロシア国内で独裁体制を敷くことは不可能であり、ロシアでは欧米や日本とは少し異なるデモクラシーが機能していることがわかります。
ウラジミール・プーチンの性格や人柄を考えてみると、意外にも誰からの助言や意見に聞き従っているように思います。一方、ウォロディミル(ロシア語ではウラジミール)・ゼレンスキーの性格や人柄は、自己中心的で独裁的な権威を持ちたがる傾向があります。
この1年でゼレンスキーがやってきたことは、アメリカのディープステート(DS)のために政治的・軍事的にプーチンやロシアを攻撃したことです。DS(戦争屋=軍産複合体)の期待に応えて大勢のウクライナ人を殺害してきました。
そのことを知っているウクライナ国民の多くは、ゼレンスキーが世界中で「反ロシア・キャンペーン」を行うたびに国外に逃避しています。同時に、ロシア国民にも「反プーチン・キャンペーン」を展開しているので、反感を持ったロシア国民の一部も国外へ脱出しました。
ゼレンスキーの発言には、明らかに嘘が多く含まれていますが、ロシア国民を扇動するのに必要な卓越した演技力が感じられます。俳優時代に培ったスキルを使って、効果的にロシア国民を「反プーチン主義者」に仕向けているわけです。
アングル:動員逃れロシアから1万キロ、男性たちの長い脱出行
(出典:2022年10月7日 Reuters)
今回、「部分動員(徴兵)の大統領令」が発動されて約20万人のロシア人男性が徴兵されましたが、徴兵を逃れて隣国のジョージアやフィンランドなどに逃亡しています。ロシアの法律では、国外逃亡は「脱走」として告発される可能性が高く、懲役刑を言い渡されるかもしれません。
77年前までの日本でも、いわゆる「赤紙」という召集令状)が届くと出征を拒否することができませんでした。戦争経験のない日本人のほとんどはウクライナ戦争の死傷者たちのことに関心がないのが現状です。
ロシアやウクライナに渡航したことのある日本人は少なく、一般的に「対岸の火事」であるという認識があります。要するに、自分たちの生活とは何の関係もないと思ってるからですが、実は北方領土やエネルギー問題などで大きく関係しています。
しかし、約70%に日本人が騙されてワクチンを接種したということは、視野が狭いというだけでなく、政治や経済などあらゆる分野で日本政府を信じており、メディアによるプロパガンダで確実に洗脳されているわけです。
ゼレンスキー大統領「北方領土はロシアの占領下にある」「日本の主権と領土の一体性を尊重」
(出典:2022年10月8日 TBS NEWS DIG)
「戦争について知識がない」ということは、歴史についても無知であり、偏った思想や思考で物事を考えるしかなくなります。麻生太郎や高市早苗、稲田明美などの自民党議員には、どうしても日本と中国を戦争に導きたい、と考える狂気の政治家が存在しています。
彼らの政治的な陰謀によって、私たち日本人も戦争に参加させられる可能性があることを考えないというのは自殺行為そのものです。ゼレンスキーは、日本とロシアを敵対させるために「北方領土は日本の領土」と発言しました。
それに対して、一部の日本人が「そうだ、そうだ!」と賛同していることは、偏った思想や思考で物事を考えているからです。あるいは、自分たちが中国人やロシア人と戦うと想像したこともないからです。
要するに、全てプーチンとロシアのせいにしている日本人は、新しい時代についていけなくなるということです。自民党の国会議員や各都道府県の県議、自治体の市長、市議たち、そして経団連加盟企業の経営者とその従業員は、明らかに売国奴かその手先であることに間違いありません。
彼らは、日本が世界からどう見られているかというよりも、どうやって自国民を騙してカネを得られるかを考えています。だから、ウクライナで起きていることに興味や関心など全くありません。同時に、自国民を餓死や凍死させて殺害することさえ厭わないと思っています。
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