「第1号を責めません」 唯一感染者ゼロの岩手県知事
(出典:2020年5月15日 朝日新聞)
今の時代、このように発想したり、想像したりすることは大事なことであるように思います。皆さんもどんどん自由に考えていく習慣をつける必要があると思います。
常にこういう発想を持つことで、社会を大きく変えるほどの大発見が生まれる可能性もあります。これまでの数十年間、家庭や職場、社会では若い人の意見や提案を無能な年上や上司、政治家、公務員などに潰されてきたわけです。
結局、「それは常識だから…」と言って潰すことが、この世で最も悪質な態度であったことが明らかになってきました。つまり、見ているだけではなく、話したり行動してこそ、その思いや言葉は現実なるということです。
さて、本題に入りたいと思いますが、なぜ岩手県には新型コロナウイルスの感染者(発症者)が一人も出ないのでしょうか?
新型コロナウイルス感染症まとめ
(出典:Yahoo 新型コロナウイルス感染症まとめ)
未だにゼロが続く岩手県ですが、感染者の少ない県は他にもあります。私が考えていることは、そのような地域に一体どのような特徴があるのか、あるいは共通点があるのかです。
私が最初に感じたのは食生活です。特に、わかめや昆布などに入っている成分もタンパク質に変化を与えると思うわけです。りんごなど果物の消費量も岩手県が47都道府県中で、堂々の1位であることがわかりました。
さらに、食べるだけではなく、何か関連したことがあるのかと思って検索をかけてみましたが、触ったり、栽培するといったことでも効果がある可能性があります。ちなみに、感染者が少ない鹿児島県や鳥取県はいずれも5位にもランクされていません。
岩手は何故感染者0なのかを考える「改訂版3」
(出典:2020年4月12日 リートリンの覚書)
実は、岩手県が最も多く生産しているのがビールの原材料であるホップ(苦みや香りの原料)です。そのホップに含まれるミルセンやフムレンといった成分には、雑菌を抑制する作用もあり、ビールの品質保持にも大きな役割を果たしているようです。
特に、フムレンの生合成は、セスキテルペンシンターゼの作用によって、ファルネシルピロリン酸からピロリン酸基が外れ、分子内アタックを受けやすいアリルカチオンが生じるところから始まるれています。私は、日本の大地で育つホップに何か理由があるのではないかと考えています。
フムレンは、抗炎症作用を持っており、新型コロナウイルスのような炎症性疾患の治療に効果がある可能性があるというわけです。デキサメタゾンと同様の効果を持ち、ヒスタミン注射による浮腫の形成を抑える働きもあるようです。
フムレンはまた、カラギーナンを注射したラットにおいて、TNFαやIL1βの発生を阻害する重要な効果を持つ。また、漢方薬の材料にもなるリンドウや中華食材のハッカクからタミフルという抗インフルエンザ薬が完成したように、何かウイルスを駆逐する物質が入っているように思います。
ビール原料よりRSウイルス感染予防成分を発見
(出典:2012年12月5日 サッポロビール)
2012年には、サッポロビールが「RSウイルス」に効果のある成分を発見し、プレスリリースを出しています。日本のホップは「ソラチエース」という独自のものだそうですが、岩手にお住いの方が食することはないと思います。
いずれにしても、岩手県の栽培面積は日本一ということで、ホップを栽培し、日常的に触れることが多いことがウイルス感染の抑制につながっていることも考えそうです。
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