2023年ロシアの狙いは?メドベージェフ前大統領から読み解き
 (出典:2023年1月4日 NHK 国際報道)
2月以降、いよいよロシア軍はウクライナへの総攻撃を仕掛けることでウクライナ戦争が終結する可能性が出てきました。
その後、ロシアはヨーロッパではなく、アジア向けの貿易を増やしていきます。つまり、世界は大航海時代移行600年続いた西洋文明から東洋文明に移行していくということです。ウクライナ戦争が終わっても、ヨーロッパはロシアから原油や天然ガスの供給を得られないかもしれません。
ヨーロッパの慢性的なエネルギー不足は当たり前となり、再生可能エネルギーの導入(EV、太陽光発言、原子力発電など)の失敗もあって一時的には化石燃料の代表格である石炭の需要が急増することになりそうです。
原発を完全に停止させているドイツだけでなく、原発を稼働させているフランスでも「先祖返り」するような状況に陥っていくと思われます。なぜかと言えば、ヨーロッパ全域で異常気象による自然災害が多発するからです。
ヨーロッパ気象史に残る異常高温 8か国で国内記録を更新
 (出典:2023年1月4日 Yahooニュース)
特に、フランス南部からイタリアにかけて大規模な干ばつが発生し、スペインのカタルーニャ州で再び独立運動が起きて社会が混乱する事態となり、州都バルセロナが以前コロナ騒動でロックダウン(都市封鎖)されたような状態になるかもしれません。
昨年末、今日のメッセージで「新たな移民の波が押し寄せることが原因となって、ギリシャとトルコの間で軍事衝突が起きる可能性がある」、と書きましたが、同時に国境に近い黒海で考古学的な発見があることもシンクロしているように思います。
黒海には様々な大洪水神話があり、旧約聖書に出てくる「ノアの方舟」がたどり着いた場所であり、世界で最も古い文明が始まった人類史の宝庫であると言われています。とにかく、良くも悪くもヨーロッパでは新しい時代に突入していくことが考えられます。
「ウクライナのネオナチ政権支持」ロシア、イスラエル非難
 (出典:2022年5月4日 AFP BB News)
ヨーロッパ全体の動きをまとめると、2023年は経済的に厳しい年となるので各地で不安定な状態が続き、第二次世界大戦前のようにナチスドイツのような社会主義のネオナチ政党が台頭するということです。
もし食糧・エネルギー危機が本格的に始まれば、ヨーロッパはグローバリゼーションを放棄して、各地域・コミュニティで自給自足の道を模索するようになるしかありません。昨年末、ドイツでクーデター未遂事件が起きましたが、確実に中国の資金とロシアの思想が見え隠れしています。
現在、圧倒的な軍事力でロシアはウクライナを占領していますが、ロシア人男性の平均寿命が64歳であることを考えると、70歳のプーチン大統領が長生きできるとは到底思えません。しかし、旧約聖書のエゼキエル書に出てくる「マゴグのゴグ」であるなら、2027年まで生きている必要があります。
実は、プーチンに対して何度も暗殺未遂が起きており、昨年5月と9月にも未遂事件が起きています。国内外でロシア人の議員や実業家の不審死が続いており、すでに影武者が数人いる中でプーチンの身に何か起きることもあると思います。
ちなみに、アメリカから帰国したウクライナのゼレンスキー大統領の顔が、別人のように若返って見えます。訪米した理由は、戦争の長期化と戦費獲得を正当化しようとディープステートが画策したからです。
その結果、連邦議事堂の演説では不自然な印象を世界中(日本人以外)の人々に与えることになり、アメリカ議会は米兵が戦死した際に使用する国旗を入れる箱をお土産に渡した映像が残っています。
もしウクライナ戦争が再び泥沼化した場合、今度こそプーチンは戦術核(小型核兵器)を使用するかもしれません。実質的に、ロシア軍対イギリス・アメリカ軍の戦争である以上、ウクライナは主戦場でしかありません。
ウクライナ東部でミサイル砲撃死ロシア兵は89人に、兵の携帯電話利用が原因とロシア軍
 (出典:2023年1月4日 BBC)
西側メディアは「ウクライナが優勢…」などと報道していますが、2月以降はロシアがほぼ制圧した後、イギリス・アメリカ軍との全面対決で、長い時間をかけてロシア軍は挟み撃ちで追いつめられて敗走することも考えられます。
結局、長期戦に突入したウクライナ戦争を振り返ってみると、私たち日本人は過去や未来に執着しすぎると、現在の心配事だけが増えることになることがわかりました。しかし、決して「今だけ」に固執するのではなく、心の平安を見出す必要があります。
もはや過去は変えられないので後悔しても仕方がなく、また未来だけに集中するとどうしても心配事が多くなってしまうわけです。だからこそ、2023年は現在に集中して役割や使命を全うするだけでのことです。
|