中国ではハンタウイルス…東京でもコロナの陰に数々の感染症が
(出典:2020年4月15日 Yahooニュース)
路上や電車内、そして個室トイレの中などで、止まらない咳をしている人がいるようですが、通常、咳は肺に入った塵などの異物を排出するための生理現象です。
しかし、新型コロナウイルスの場合は免疫反応で起きている「間質性肺炎」の症状が出たことで、咳が止まらずに喘息状態となるわけです。2004年のSARSの時は、ステロイド(筋肉増強剤)などで強制的に止めたとされています。
今回も、初期段階であればステロイドの効果が確認されています。ところが、咳が止まらないのは肺組織が壊れた結果であって、肺組織自体はすでに壊れており、機能低下を起こしているということです。
結果、呼吸困難になって酸素吸入ができず、人工呼吸器の装着が必要となる状態となります。この時、自発的に呼吸ができないので、意識が昏睡状態となって動くこともできなくなります。
この間に、自己免疫力で抵抗できる体力のある人は、肺組織が数日かけて回復していくので何とか助かりますが、高齢者や糖尿病、高血圧などの基礎疾患がある人は、免疫力が高まらないまま耐えられずに命を落としていきます。
「救急医療の崩壊を実感」救急医学会が緊急声明新型コロナ
(出典:2020年4月14日 NHK NEWS WEB)
現在、厚労省の管轄下にある保健所などでは、入院患者を退院させる際に、PCR検査を数回行って陰性ならば完治したものとして退院させている現状があります。
ところが、肺炎や発熱などの症状などが収まったとしても、ウイルスは尿と便によって体外に排出され続けるわけです。この期間が14日以上もあるということで、PCR検査は糞尿で行わないと意味がないのは明らかです。
病院のベッド数を確保し、何としてでも「医療崩壊」を防がなければならない今、治療の後半戦は患者を隔離施設に入れ、健康状態がよくても14日以上はウイルスが糞尿として排出することを監視する必要があります。
結局、咽頭や鼻腔などではPCR検査は「陰性」と判断するため、何時まで経ってもウイルス源を市中に放出しているだけとなります。新型コロナウイルスの感染経路で最も多いのは、濃厚接触による飛沫感染ですが、意外に糞尿感染も多いと思われます。
実は、駅やビル内のトイレで手を洗わない男性は想像以上に多く、面倒臭いからとそのまま外に出て行ってしまう人がほとんどです。厚労省や保健所は、完全に糞尿感染を見落としています。
新型コロナ対策、米国は経済活動の再開にらみ「抗体検査」拡大へ
(出典:2020年4月16日 Forbes)
また、医師たちも血液検査や抗体検査にしか目がいっていません。実際に、ウイルスの糞尿排出は環境感染の原因であるということを「想定外」にしているわけです。今、ビジネスホテルなどで隔離されている軽度の感染者たちが大勢います。
宿泊施設でのウイルス保持者の管理は簡単そうに見えますが、トイレの下水道に流れ込む大量のウイルス保持者の糞尿がそのまま公共下水道で市中にばら撒かれているのが現状です。
想像力が豊かな人には分かると思いますが、東京や首都圏など大都市の公共下水道のほとんどは、大雨などの際に下水が河川や東京湾に放出されています。これが、鳥やネズミ、魚に蓄積され、再び人間に還元感染させる可能性があるということです。
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