ホーム   > 今、起こっている日本の国内情勢の本当のこと index

北海道の大学病院に勤務する友人の医師からの情報


当院職員の新型コロナウイルス感染について(第1報)
2020年4月8日 北海道大学病院へのリンク画像です。

(出典:2020年4月8日 北海道大学病院)


まず、ホームページにも掲載されている通り、北海道大学病院の消化器内科医師1名(40代男性)が、新型コロナウイルスに感染したことが判明したということです。


このことについて、私の友人であり、北海道大学病院に勤めている医師(ウイルス学)と電話で話した内容をお伝えいたします。北大病院の秋田弘俊・病院長は、病院から感染者が出ることを恐れているとは思いますが、未だに外来診療を続けています。


もし感染者が病院内から出て、マスメディアにそのことが報道されると、その病院の責任を追及されるために病院経営者にとっては大変なことになります。日本各地では、小さな病院・クリニックから順にそのように判断しているわけです。


それでも、アルコール消毒を行い、数週間後には診療を再開しているケースがほとんどです。実際に、感染症指定の医療機関(大学病院や総合病院など)だけではベッド数が足りないため、それでは間に合わなくなりつつあります。


だからこそ、その他の私立の医療機関も受け入れを始めています。友人の話によると、日本の病院は世界的にレベルが高いと語っています。確かに、欧米諸国と比べても感染後の回復スピードが早いのは明らかです。


緊急事態宣言で医療は何が変わる?
2020年4月8日 日経メディカルへのリンク画像です。

(出典:2020年4月8日 日経メディカル)


このCOVID-19(新型コロナウイルス)は、2009年に流行した新型インフルエンザへの対応とは異なり、現時点でこれといった治療薬がないことから、各病院も十分に対応できていません。つまり、このことが最も危険な要因であるわけです。


結局、患者の症状は軽くても、院内感染を防ぐために隔離するしか方法がないということです。2月時点では、「感染すると80%は軽症で、20%は入院が必要、そして5%は重症化する」とテレビや新聞などで報じられていました。


ところが4月現在、「小池都知事は感染者の98%は軽症」と話しています。それは感染者数が数十倍にも増えたからですが、すでに「医療崩壊」した東京や大阪では指定したビジネスホテルに隔離されているようです。


人工肺、取扱者を拡充 800床メドに厚労省研修事業
2020年4月5日 日本経済新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年4月5日 日本経済新聞)


以前より、政府や自治体はそのように準備してきたと思われますが、日本呼吸療法医学会と日本臨床工学技士会のホームページによれば、2月時点で日本各地の医療機関に人工呼吸器は2万台以上も在庫があるとされています。


<新型コロナ>人工呼吸器 9府県不足か ピーク時、重症用
2020年4月6日 東京新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年4月6日 東京新聞)


しかし、ECMO(エクモ)という重症患者に使われる人工心肺循環器が1500台しか設置されていないので、呼吸器装着の必要性がある入院患者が急に増えことになれば、まず医療崩壊して次に院内感染が始まるわけです。

<<< PRE:日本のマスメディアが報道しない「緊急事態宣言の本当のこと」 INDEX NEXT:様々なデータ(定量分析)で見る世界各国の人の動き@ >>>

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
日本を参考にする欧米諸国 庶民感覚がない日本の政治家や官僚、役人たち
from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp