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経済の「V字回復」など夢のまた夢


消費者心理 3か月連続で指数上昇も低い水準続く
2020年7月31日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2020年7月31日 NHK NEWS WEB)


最近は、新型コロナ対策によって、必要のないモノやカネ、そしてヒトが削減されている経済に変化しつつあるようです。つまり、消費者が余計なモノを買わなくなったということです。


それでも、消費意欲はまだ完全に失っているわけではなく、旅行や外食など不要な消費がされなくなっている程度です。


実際に、これまでのように余分なエネルギーを使って、食べすぎたり、移動し過ぎたりするような爆発力を使うという資本主義の原点が破壊され始めました。


今後、移動は江戸時代のように徒歩や自転車などゆっくりとした方法がとられ、知識の提供はインターネットを中心に行われることになります。例えば、手工業が中心であった江戸時代では、常に商品が品薄でなので物価が高かったと言われています。


現在は、ロボットによる大量生産で物価が安くなりましたが、逆に消費者が少なくなりました。つまり、これから手作り感がある商品やサービスが重宝されるようになり、趣味的消費になって農業さえ園芸的になる可能性があります。


食品加工は、これまで使っていた牛や豚を屠殺するための工場内で、遺伝子操作によって細胞培養されるようになるようになるかもしれません。まだまだ電気代が高いので難しいとは思いますが、AI(人工知能)によって自動栽培が可能になります。


茨城沖に海底油田か、採掘探査中 巨大ガス田の跡も発見く
2020年7月28日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年7月28日 Yahooニュース)


そのためには、再生可能エネルギーが使えるようになるか、電気代が全くかからないほどのフリーエネルギーが発明されることです。いずれにしても、肉食は環境破壊を伴うために放棄されるかもしれません。


また、従来型の大量生産はコンピューターやスマートフォンなどの情報関連機器だけになり、自動車や航空機の数を減らし、セメントも建て替えを前提としたものから長寿命の素材に変わっていきます。


そもそも、コンピューターは電気代がかかるので、エネルギー消費が少ない方法に乗り換えられるように、次のフェーズは浪費から適正な消費に移るものと考えられます。これによって、アメリカのように肥満になるほどの暴飲暴食文化は終焉を迎えることになりそうです。


つまり、金利によって無理に消費させてきた文明が正気に戻るということです。正気に戻るとどうなるかと言えば、今よりも停滞した経済状態が続くことになり、江戸時代に逆戻りになると思います。


セイコーミュージアム:江戸時代の暮らしと時間く
セイコーミュージアムへのリンク画像です。

(出典:セイコーミュージアム)


テレビの時代劇ドラマを観れば分かりますが、ゆったりと時間が流れる中で人々は暇を持て余して盆栽や教育、文芸などに励んでいます。


子育てが再び流行ると思う理由は、社会や学校からの制約がないまま我が子の脳を発達させることができるからです。さらに、大量消費のための技術開発は衰退していきますが、科学技術そのものは発達していきます。


AIやロボットなどの第四次産業革命を止めるような要素が見当たらない中、人類は自然から様々な資源を吸い取るようなデタラメな生き方よりも、自然と調和できる知的な生物へと転換するかもしれません。


私は、コロナ禍によって人類はその入り口に来ているのではないかと思います。そういう意味では、意外にも欧米諸国よりも日本が活躍することになるということです。

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