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災害時や世界大恐慌を生き残るための基本思考@


コロナ恐慌「第3波」で日本経済沈没!? 失業者600万人が街にあふれる戦慄予測
2020年4月20日 Asagei Bizへのリンク画像です。

(出典:2020年4月20日 Asagei Biz)


新型コロナウイルスが国内で蔓延している今、私たちは多くの人が同じ道を通ることが必ずしも正しいとは限らないことを知りつつあるように思います。


例えば、その群衆にただついて行ったり、マスクやアルコール消毒液を買うために何時間も列に並んではならないわけです。次にやってくる本命が来ると、さらに命の危険に晒されることになるからです。


だから、常に人が行かない道、方法を考える必要があります。まず、私が米軍に計20年以上も在籍して学んだことが「同じモノを2セット揃える」ことです。例えば、自家用車ならバッテリーやタイヤなどの機材を同じメーカー(機種)のモノを2組用意しておくことが重要です。


なぜかと言えば、世界で最も危機管理について学んでいない日本人がそう考えないからです。「危機管理」の先進国アメリカでは、軍人でなくてもこのように考えています。洗濯機でもコンピューターでも何でも1つしかないと故障した時、わざわざ購入したり整備するのに時間がかかります。


米軍共同訓練緊急事故・事態等に関する危機管理マニュアル
2016年5月16日 苫小牧市へのリンク画像です。

(出典:2016年5月16日 苫小牧市)


今現在使っている装備が壊れたとしても、誰かの助けを得ようと考えずに、その場で持続できる体制を持つということです。NASAのスペースシャトルや大統領専用機のエアフォースワンは、必ず同じ機種を2台用意して臨戦態勢で整備、そして運用させています。


どちらかが壊れても、代替機が待機しているわけです。まずは、このように考える訓練をしながら、サバイバル環境を確立する必要があります。実は、昔の日本はそのように同じモノを常に二組持っていたようです。


伊勢神宮や出雲大社、京都にある神社では「本殿」「権殿」という2セットがあります。同じものを二組用意し、緊急事態時でも代わりの神殿に移れるようにしているということです。当然、コストは2倍かかりますが、危機管理によって直接的に生き死にに関わることがあります。


今後、日本の至る所で大地震が発生する可能性があります。震度7レベルの大地震では一戸建ての場合、1階が押し潰されるリスクがあり、2階に避難するほうが安全であるように思われます。災害用装備は、1階と2階それぞれに置き、車にも積んで置くようにします。


携帯電話の充電器なども2セット同じものがあれば、いきなり壊れて使用不能になったり、部品が壊れても残っているもう1セットから流用したり、あるいはそのまま代替して業務を遂行することができます。


家庭の備蓄は災害状況別に3段階の備えを パンデミックの場合は?
2020年4月18日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年4月18日 Yahooニュース)


私は、最後のキャリアとなったカリフォルニア州兵時に、軍備インフラとシステムを構築する部隊の最前線にいたことがあります。つまり、地震などの災害や戦争、犯罪に備えるための任務が与えられていたわけです。


備品を集めて計画的にストックするために、私は複数の業者に対して2つの物流チャンネルを併用し、全て2セット分の在庫を維持するよう学びました。20代の頃は、このような経験から物流に対応するための会社をサンフランシスコに起業したこともあります。


6フィートのトラックを数台購入し、顧客に対して空港や駅などから素早く運送できるシステムを開発していました。当時、電話回線を使って注文を受けるため、インフラ自体の崩壊にも備え、サーバーを2つ用意していました。


また、何でも大停電を起こしているPG&E(電力会社)の脆弱性を考え、自家発電まで考えなければならなかったことを思い出します。実は、ITインフラで最も落ちやすいのは意外とルーターであることがわかってきました。


企業では、NTTからの光ファイバーが1本しかない状態で、サーバー管理やデータセンター管理をやっていますが、電気ではない光ファイバー自体は意外と強いようです。しかし、パソコンにつなげるルーターは常に通電しているので、回路基盤の劣化が激しいわけです。


24時間、365日通電しているので数年でルーターは壊れる可能性があります。だから、同じルーターを2台購入し、事前に同じ設定にしておきます。誰でも簡単に装置を代替えできる状況にするのが一番です。


わざわざ業者を呼ばなくても、誰でも電源とLANケーブルを付け直すだけで起動するように提案しておくことが必要です。これこそ、米軍や自衛隊、そして災害専門の危機管理の思考であるということです。

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