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北海道札幌市に情報リテラシー教育スクールを開校した理由

北海道の地図

北海道というところはつくづく不思議な場所であると感じることがあります。田舎道を車で走らせていると広大な土地からいきなり町が現れ、巨大工場や地方銀行、税理士事務所などが目に入ってくることがあります。


さらに、道北や道東に行くと巨大なレーダー施設があり、自衛隊の駐屯地も数多くあります。北方領土返還の看板があちこちに設置されており、本州にいると分かりませんが、今でもロシアの影が漂っているような雰囲気があります。


こうして北海道に住んでみると、北方領土返還というのは北海道民の悲願であることが分かるはずです。そして、元衆議院議員の鈴木宗男氏はアメリカの了解なしにロシアに接近しすぎたために、国策捜査によって逮捕され、その後の政治活動に支障が出てしまったことも分かるはずです。


さらに、道南の日高に行くと競走馬の産地で有名な小さな町がいくつかあります。その中でビジネスホテルが数軒ありますが、田舎には似つかわしくない立派な複合ビル兼ホテルが建っています。


意外にも、宿泊料金は首都圏のビジネスホテルより高く、スーツ姿のビジネスマンが多く利用しているのには驚きました。ここでは、ロータリークラブの会合や国連の資格を持つ国際ソロプチミストという団体の会合も行われています。


実は、北海道というのは意外にもフリーメーソンと縁の深い土地であることが明らかになりつつあります。そもそも「Boys,Be Ambitious」で有名な札幌農学校(現在の北海道大学)のクラーク博士は、マサチューセッツ州のフリーメーソンであったことは有名な話です。


日本最北端にある宗谷(間宮)海峡海底トンネルプロジェクトが早くから計画されており、大手ゼネコンの大成建設によると「技術的には十分実現可能」と語っています。ヨーロッパ横断鉄道からユーラシア横断鉄道経由で、サハリンに渡り、それから宗谷海峡海底トンネルで北海道まで直結させるという構想です。


さらに、北のほうはベーリング海峡を伝って、アラスカまで直行するというベーリング海峡トンネル構想もあります。これで、ヨーロッパ、ロシアのユダヤ人の最終避難場所は、人種的、宗教的偏見の一切ない日本、特に北海道札幌市に落ち着きそうです。


1997年の北海道拓殖銀行破綻後、20年を経てもなお自立回復できない北海道経済ではありますが、北海道開発庁が廃止されてから中央にも期待できないと、北海道の経営者の間では地域通貨を作って日本国から独立しようなんて気運があるようです。


札幌市、容積率を緩和 駅から中島公園一帯、再開発を促進 来年度にも
2018/9/1付日本経済新聞 地域経済


この報道によりますと、福岡に続き、「札幌」でも容積率を緩和する予定です。つまり、「札幌」は東京や大阪、名古屋などから逃げる際にポイントとなるハザードエリアであるということです。特に、2020年頃にチャイナショックとなった場合、東京の不動産への投資は危険である可能性があります。


また、住居を確保する意味でも福岡と「札幌」に逃げ場所を確保しておくことは重要であると考えられます。環日本海経済圏の地図をロシア側から見れば、最も距離的に近い日本の大都市は福岡と「札幌」が拠点になることが分かるはずです。


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