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北海道札幌市の「コロナ疎開」の現場 状況に大きな変化はなし


北海道に「コロナ疎開」短期賃貸マンション苦慮
2020年4月7日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年4月7日 Yahooニュース)


最近、札幌市内では疎開しに来たと思われる、東京や首都圏のナンバープレートを付けた車が目立ちが目立ち始めています。


車社会の北海道の人々からすると、道路が広い道内での運転に慣れてない他県ナンバーは妙な運転をする傾向があります。このまま、札幌市内に「コロナ疎開」してくる者たちが増え続けるのであれば迷惑がられるのも時間の問題です。


とにかく、安全回避地としての北海道に来ることは遠慮願いたいと思います。なぜかと言えば、それでは7都府県だけに言い渡された「緊急事態宣言」の意味がないのも同然だからです。私たち道民は、約1か月前に自粛を終えたばかりで、何とか難しい局面を乗り切ったわけです。


また、大都市圏の札幌だけではなく、田畑や牧場などがある郊外に入り込んで、農家や酪農家たちに感染させてしまうと道外に渡るはずの米や肉、野菜、果物などが作れなくなり、手に入らなくなることもあります。


コロナ「疎開」 排除や対立招かぬように
2020年4月7日 信毎Webへのリンク画像です。

(出典:2020年4月7日 信毎Web)


特に、十勝地方の食糧自給率は1000%を超えており、日本の「食糧庫」です。彼らの多くが入院してしまうと、全国各地で飢餓が発生することにもなりかねません。このことを、想像力を持って行動していただきたいと思います。


現在のところ、小規模な病院・クリニックなどは混んでいるわけではありませんが、ある程度の危機感が感じられるという印象があります。歯科クリニックについても、以前より駐車している車の数が少ないように思います。


コンビニやファーストフード店に行くと、札幌市内でも中国人留学生が働いているのを見かけるようになりました。商店街やスーパーなどで、中国人観光客を見かけることはなくなりましたが、時折、外国人を見かけるとどうしても緊張が走る方がいるようです。


銀行や役所などでは、以前はなかった業務用の空気清浄機が設置されています。気になったのは、役所の担当者が注文したのではなく、国や自治体が注文したようで、病院などで院内感染が目立ち始めたことによる布石であるように思いました。>


スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどは平日は空いてますが、ポイント7倍日やお買い得日などは大変混雑しています。保健所は指導する必要があるように思います。また、郊外のJA主催の地元農家提供の野菜販売店は、土日が大変混雑しています。


ドラッグストアでは、マスクに加えてティッシュ・トイレットペーパーが品薄になりつつあります。3月に「トイレットペーパーなどが品薄になる」というデマが流れて以来、ずっとこの状態が続いているように思われます。しかし、決して品切れ状態はありません。


一方、近所のスーパーでは開店前から高齢者や出勤前のサラリーマン風の人たちなどが並んでいるのを見かけます。決して商品が品薄というわけではなく、物流も滞っているわけではありませんが、配送された瞬間に売り切れるので個数制限している店が多いということです。


スーパーに関しては、買い物客が以前より明らかに増えています。インスタント食品や缶詰、冷凍食品の棚は品薄状態が続いていますが、生鮮食品はそれほどではなく、2月28日に鈴木直道・北海道知事が自粛要請を出した週末よりも安定しています。


この1ヵ月程度、私は偵察を兼ねてスーパーに何件か行ってみましたが、いつも以上に人で溢れており、レジの行列は尋常ではないように思います。すでに多くの家庭では備蓄が進んでいるらしく、これからスーパーは閑散となるかもしれません。


北海道・札幌市緊急共同宣言(令和2年4月12日)
2020年4月14日 札幌市へのリンク画像です。

(出典:2020年4月14日 札幌市)


再度、北海道知事が緊急事態宣言を出しても買い占めは起こらないと思われます。特に、道民の多くは2018年9月のブラックアウト(大停電)を経験しており、よく考えながら行動しているように思います。


東京や首都圏のように、インスタント食品などの棚のみならず、米や肉、総菜、果物などが店頭から消えるということはありません。ところが、首都圏では自粛要請だけで買い占めが起こるのなら、都市封鎖(ロックダウン)では暴動まで発展しかねません。


私は、人口密度が高い首都圏のスーパーなどで感染が広がっていると見えています。都内にある有名な商店街では、毎週末おびただしい数の人々が詰めかけています。結局、昨年の4月よりも人が多くなっているわけです。


「自粛疲れ」と「あきらめ」のような空気が漂っているのが現在の状況です。北海道とは意識が異なり、東京の感染者はこれからさらに増えていくということです。

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