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経済崩壊から身を守る8つの基本的なこと

アメリカでは400万人とも言われる経済崩壊から身を守るために準備をしているプレッパーと呼ばれる人々が存在しています。


一方、私たち日本人というと、具体的にどうすべきかという準備をしていないように思います。しかも経済的な問題だけではなく、大地震や津波の発生による停電時でのメンタリティーの強化など、幅広い分野で何も決まっていないのは明らかです。


私自身、10年以上奉職した米軍での実務経験や研究から、私のアドバイスに耳を傾ける方の数は年々、増えています。まずは、8つの基本をお伝えしたいと思います。

@負債(借金)は全て返済しておくこと


経済崩壊から身を守るためには、自分が可能な限り自立した存在になることです。まず、何らかの負債も持っている限り、金融システムから完全に自由になることはありません。


経済が悪化し始め、世の中が深刻なムードになると、銀行や債権者は手の平を返したように催促を行ってきます。これは、1990年代のバブル崩壊後の貸しはがしで多くの経営者が経験したことです。

A本業以外の別の収入源を見つけること


日本では、年金制度が完全に崩壊することが予測されています。外国人労働者も5年で35万人も受け入れるのであれば、もはや雇用の保障というものは存在しない可能性があります。


もし、生活と将来設計のために必要な所得を本業にのみ頼っていく場合、仕事を失えばゼロになってしまいます。ところが、臨時収入を稼ぐためには何千もの方法があり、収入のリスク分散を心掛ける必要があります。


絶対にやってはいけないことは、1つのバスケットに人生の全てを入れてしまうことです。いくら優秀な働き手であっても、ある日、経済が崩壊してリストラの憂き目に遭う可能性もあります。その時、副業からの臨時収入を得られれば冷静さを失わずに打開策を講じることができます。

B生活コストの削減を行うこと


多くのアメリカ人は、すでに不毛な出世競争をやめ、それまでの生活のレベルを大幅に落としてでも楽しく暮らせる方法を見つけてつつあります。 肝心なことは、今から経費を削減した生活に慣れておくことです。


今後、日本でも生活が今より厳しくなることは間違いなく、無駄を徹底的に省き、今より少ない金額で生活を始めることを学ぶべきです。

C飲食に供する安全な水源と食料を確保すること


北海道胆振地震では大停電になった時、高層マンションに住む人々へ電動ポンプが作動しないため、近くの公園から水を運ぶというような光景がありました。


将来を見据えて、あなたとあなたの家族が安心して飲むことができる水源を確保しておくことは不可欠です。 また、停電の際に人々がスーパーやコンビニに並びました。そこで、米や缶詰を買いだめした人や、安全な水を取り出す浄水装置などの先進技術を使っている家庭もあります。

D土地や金(ゴールド)を購入すること


地価は場所によって様々ですが、価格が下がった時に土地を買うことができれば、インフレーションによって起こる住宅価格の上昇から資産を守ることができます。土地は現物なので、紙幣や株式のように価値がゼロになることはありません。


現物と言えば、金(ゴールド)ですがほとんどの日本人は、金(ゴールド)の現物を持っていません。今、金(ゴールド)は手頃な価格になりつつあります。

E再生エネルギーを持つこと


北海道胆振地震によって、北海道全域で丸2日にも及ぶ大停電がありました。今後、電力会社から電気を得ることにこだわらない生活が求められています。


電力会社から独立して生活するということは、将来的に急速に上昇するエネルギー価格から自分自身と家族を守ることができるようになります。


コツコツと時間をかけてでも、自宅で使用する電力を作り出す装置を設置できれば、電気料金が上がって生活が苦しくなることもなくなります。また、水耕栽培などによって野菜を栽培することにもつながっていきます。

F今まで以上に強い人間関係を築くこと


日本の都市部では、個人が何より優先され、生身の人間関係がますます希薄になりつつあります。しかし、社会経済的な崩壊がやってくると、お互いに必要な人間関係が復活してきます。


今後、これまで以上に家族や友人と、深い信頼の下で強い人間関係を築いておくことは大切です。重要なことは、あなたが困ったときに誰が本当に心からの手を差し伸べ、そして、行動で示してくれるかどうかです。


逆に、あなたにも言えることで、この人のためなら見返りを求めず助けたいと思うだろうか、ということが真剣に問われる時代になるということです。それが誰なのかを知ることや、まずは、あなたのためにならない人間関係の整理から始めることです。

G積極的に情報リテラシーを学ぶ機会をつくり、事態の急変に柔軟に対応できるようにすること


世の中が安定している時は、事態はほとんど変わらないので確かな情報を得ることはそれほど重要ではありません。 しかし、物事が大きく変化している時は、何をすべきかを知るために教育を受け、本当の情報を得ておくことは不可欠です。


そのために、固定観念を捨て、私たちすべてが事態の急変に柔軟に対応できるよう、日頃からスキルを磨いておくことです。そうすれば、いよいよ状況が厳しくなった時に活力とアイデアが湧いてくるものです。


以上、経済崩壊から身を守る8つの基本というのは、誰にでも当てはまる基本的な考え方です。しかし、家族構成や自分や家族の年齢などによっても、受け止め方はそれぞれ異なります。特に、私のアドバイスというのは、将来的にハイパーインフレになることを前提にしているものです。


それ以上は自分で考え、打開策を模索することが必要になってきます。特に、私たちがこの世に生を受けて初めて体験するひどい世の中を積極的に生きていくためにはどうすべきか、です。

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